
ラーメン店「麺屋 井の中の蛙」(大阪市中央区淡路町3、TEL 06-6210-5050)が3月4日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は12坪で、席数は19席。夜はイタリア料理店「イタ屋Amagaeru(アマガエル)」として営業し、昼は店名を変えて二毛作スタイルで営業する。ラーメン好きという店主の日野義生さんは「ラーメン店も営業したかったので以前から研究していた」と明かす。
メニューは塩・しょうゆ(各1,000円)の2種類。スープは鶏ガラとタマネギ・セロリ・イタリアンパセリなど5種類の香味野菜から取るという。「塩はスープ本来のおいしさを感じるラーメン。しょうゆはポルチーニ茸(たけ)とイタリアの魚しょう・コラトゥーラを使っていてイタリアンの風味を感じる」と日野さん。「いずれもカットレモンを添えていて、途中で搾ることで味変も楽しめる」と話す。麺は京都の製麺所「麺屋 棣鄂(ていがく)」から取り寄せるという。「200種類の中からうちの味に合う麺を選んでもらった。パツッとした歯切れが特徴で小麦の風味を感じる味」と説明する。
毎日約50食を用意し、スープがなくなり次第店を閉める。「オープン3日目からスープ終了で閉店している」と日野さん。今後は独立した店舗での営業も考えているという。「スタッフが新たなラーメン作りができる場を作りたい」と意欲を見せる。「スタッフの独立を支援したい」とも。
営業時間は11時30分~14時。休業日はSNSで知らせる。