「本町 ワインバル井口」(大阪市中央区本町4、TEL 06-7777-5340)が8月1日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は8坪で、席数は16席。店主の井口健一さんは南仏・ニースのレストランで3年勤務していたという。「実家がすし店で、料理人の経歴はすし職人の見習いからスタート。魚介が身近だったこともありフランスでは港町のニースを拠点にした」と井口さん。帰国後、2015(平成27)年に東三国でワインバル「東三国バルSané(サンテ)」をオープン。移転の背景について「新たな挑戦をしたくて本町に進出した」と話す。
料理はワインに合う小皿料理をそろえる。「自家製スモークサーモン(980円)が人気。塩分控えめで作っており素材のうまみを感じられる」と説明。ニース料理のラタトゥイユ(880円)はフランス時代のシェフから教わった伝統的なレシピで提供する。同地でまかない料理だったという「アンチョビとレモンのペペロンチーノ」(1,400円)も人気があるという。
ワインはグラスワイン(750円~)を常時10種類用意。「お薦めは『なみなみ樽(たる)生スパークリングワイン』(800円~)。10種類のフルーツリキュールと合わせてワインカクテルのようにもできる」と話す。
今後はランチ営業も始める予定という。「フランスで出合ったおいしい郷土料理を紹介したい。本町で長く愛される店になれたら」と意欲を見せる。
営業時間は17時~23時。日曜定休。