創作ダイニング「HANS（ハンス）や食堂」（大阪市西区立売堀3、TEL 06-7222-0082）が1月31日、大阪・阿波座にオープンした。

店のお薦めメニュー「フォアグラと大根のステーキ」

　店舗面積は14坪。席数は20席。店主の富田保彦さんはこれまで、フレンチ和食店でシェフとして働いた経歴を持つ。現在はドイツ人の妻ユスティーナさんと2人で店の経営を切り盛りする。店名の「ハンス」はユスティーナさんの名字という。富田さんは「料理はイタリアンやフレンチなどの欧州料理をベースに、和のテイストを加えた創作料理」と話す。

　単品メニューはパスタ（850円～）、アヒージョ（650円）などで、「酒と一緒に注文する人が多い」（富田さん）という。「店のお薦め」は「フォアグラと大根のステーキ」（2,500円）で、「カツオだしで炊いた大根を、ソテーしたフォアグラの油で焼いた。みりんとバルサミコ酢のソースをかけていて和と洋のマリアージュが楽しめる」と説明する。ドリンクはワインをボトル（3,000円～）で提供するほか、本日のお薦めワイン（グラス1杯＝500円）も用意する。

　「もうすぐアスパラガスなど春の食材が入る。貝、タイなどの魚介類もおいしくなるので本日のお薦め料理に加えたい」と富田さん。今後はランチ営業や、コース料理の提供も始める予定という。「店名には『自分たち夫婦の家』との意味を込めた。ワインと一緒にゆっくり料理を楽しんでもらえたら」と話す。

　営業時間は11時30分～13時30分。日曜定休。