居酒屋「酒場 toda lavi (サカバ トゥダラヴィ)」(大阪市西区立売堀3、TEL 06-6978-8190)が12月9日、大阪・阿波座にオープンして3カ月を迎える。
店舗面積は10坪で、席数は16席。店主の河村憲治さんは祖父母が角打ちできる酒屋を営んでいたといい、酒場の環境が身近だったという。豚の串焼き店やメキシカンダイニングなどで勤務した後、同店をオープンした。
名物は炭焼きで、豚ホルモンや旬の野菜の炭焼きメニューをそろえる。「人気は豚のノドモトの炭焼き(748円)。ノドモトはタンと上ミノの間くらいの肉質で噛み切れるのが特徴。シャクッとした歯応えでおいしい」と説明する。一品料理では切り干し大根のアラビアータ、紫キャベツのコールスローもよく出るという。野菜は天満市場で仕入れているといい、今の季節はレンコンや太ゴボウの炭焼き(以上528円)などを日替わりメニューで提供する。「野菜メニューが多いためか、女性の一人飲みのお客さまが多い」と話す。
酒は焼酎に力を入れ、100種類以上をそろえる。銘柄は河村さんが実際に蔵元に足を運んだり、イベントで生産者さんに会ったりなどをした焼酎が中心という。
今後は店内で焼酎イベントなども開きたいという河村さん。「生産者と消費者をつなぐのも飲食店の役割なので、酒蔵さんの情熱を店を通じて伝えていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は18時~24時。