居酒屋「かど食堂 炭の上の向う側」(大阪市中央区瓦町2、TEL 06-6732-8839)が8月10日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は13.5坪で、席数は20席。店主の石田哲さんは10代から飲食業に携わり、同店オープンの前は西中島で居酒屋を経営していたという。
看板メニューはノドグロ料理と炭火焼き料理で、ノドグロは島根県浜田港から直送してもらっているという。炙(あぶ)り仕立てにした造りや酒蒸し(以上1,830円)などで提供する。「のどぐろの土鍋ご飯(2,800円)もお薦め。ノドグロのだしで炊いていてご飯の上にのせている」と説明する。炭焼きは今の季節はハモ(880円)や子持ちアユ(680円)などを提供。「せせりと九条ネギの炭焼き(880円)が人気で、店内の全テーブルが注文したこともある」とも。岩手や神戸の生産者から取り寄せた牛肉のメニューも用意。今後は産地直送食材の料理を増やす予定という。
酒は日本酒中心で常時20~30種類を用意。その時期にお薦めの銘柄をそろえているという。石田さんは「ノドグロの甘い脂身に合う日本酒を選んでいる。9月からはひやおろしを出す予定」と明かす。
ノドグロ料理の店を探して来店した客もいるという。石田さんは「大阪でノドグロといえばここと認知を広げたい。料理のアイデアはまだまだあるので、メニューを増やしていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は17時~23時。日曜定休。