クラフトビールのバー「イエローエイプクラフト(YELLOW APE CRAFT)」(大阪市中央区今橋2、TEL 06-4963-3838)が10月10日、大阪・北浜にオープンして10周年を迎えた。
店舗面積は12坪で、席数は25席。店内ではクラフトビールを常時20種類用意する。店主の加藤大吉さんは「たるが空き次第、新しく入れ替えているので、毎日少しずつ銘柄が違う」と説明。年間約100種類のメーカーを取り扱い国内外から取り寄せているという。アルコール度数の高いビールを出す醸造所が増えるという冬にかけては、アルコール度数は10度程度のビールも出す予定と明かす。
料理はイタリアンバルスタイルで酒に合う一品料理をそろえる。店長の得居豪さんは「常連客には『ビア唐』(770円)が人気。鶏肉をビールに漬けて揚げた唐揚げで、ビールで肉が柔らかくなる」と話す。
2020年には淀屋橋の商業施設・淀屋橋オドナにレストランと物販店「イエローエイプクラフトーザ ボトルショップ&キッチン」をオープン。6月には堺筋本町で醸造所を併設した酒場「エイプ・ブルーイング」を開店した。自家醸造施設は来年春の稼働を目指して準備を進めているという。加藤さんは「これからも地域で愛され、10年後もここに立ってお客さまを迎えることができたら」と意欲を見せる。
営業時間は15時~翌0時30分(金曜は翌2時まで、日曜は23時30分まで)