ラーメン店「麺LABO 唯奏(ゆいそう)」(大阪市西区江之子島1)が9月1日、大阪・阿波座にオープンした。
店舗面積は11坪で、席数は10席。店主の辻田裕也さんはオープン前はラーメン店に約4年勤務。マネジャーとして全国の店舗運営やイベント出店を手がけていたという。
同店のラーメンは塩ラーメンで、鶏白湯の「鶏×塩」とタイと昆布でスープを取った「鯛(たい)×塩」(各850円)の2種類。辻田さんは「鶏×塩は濃厚ながっつり系で、鯛×塩は魚介スープのあっさり系」と説明。チャーシューは、鶏×塩はしょうゆダレで煮込んだ豚バラ肉で「しっかりしたスープに合うように仕上げた」と話す。鯛×塩のチャーシューはあっさり味に合うよう脂身の少ない肩ロースを使うという。
替え玉は2種類用意。辻田さんは「『味付け替え玉』(150円)がお薦め。牛脂とアンチョビガーリック味で、まぜそばのように食べられる」と説明する。「味の付いた替え玉は北関東では和(あ)え玉と呼ばれていてポピュラー。大阪でもぜひ試したいと思った」と開発の背景を明かす。
客層は20代から60・70代まで幅広いという同店。辻田さんは「まだ作ってみたいラーメンがありアイデアを温めている」と笑顔を見せる。「現場に立つのが好き。質を保ちながらいろいろなラーメンを作りたいので、あと2・3店舗は出店できたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時~14時30分、17時~20時30分。