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北浜にダイニングバー新店 日本酒は80種類販売、持ち込みにも対応

店長の日野真理子さん(左)とスタッフの竹内美和さん。店名の「パーキング」は、店舗の敷地が以前は駐車場だったことに由来するという

店長の日野真理子さん(左)とスタッフの竹内美和さん。店名の「パーキング」は、店舗の敷地が以前は駐車場だったことに由来するという

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 ダイニングバー「PARKING(パーキング)北浜醗酵(はっこう)所」(大阪市中央区北浜1、TEL 06-4708-6559)が4月、大阪・北浜にオープンした。

日本酒が進むという「吟醸酒粕漬けトマト」

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 店舗面積は16.6坪で、席数は25席。酒は日本酒が中心で常時約20種類をそろえる。注文はセルフ形式で、日本酒を4種類を選べる飲み比べセット(1,200円)が人気という。単品メニュー(500円~)は日本酒・ワイン、リキュールなどを用意する。

 店内では酒の販売にも対応。系列店に日本酒や梅酒の販売店があるといい、日本酒を約80種類、梅酒など果実酒を約50種類用意する。ワインや焼酎などもそろえ、販売価格に持ち込み料(720ミリリットル=1,000円)をプラスすることで店内で飲むこともできる。

 料理はこうじや甘酒など発酵食品を使ったメニューを提供する。店長の日野真理子さんは「『吟醸酒粕(かす)漬けトマト』(400円)がお薦め。酒蔵から取り寄せた酒粕で粕床を作り、トマトに塗ってスライスしているもの。酒粕の風味で日本酒が進む」と説明する。「牛タンのカルパッチョ(900円)もよく出る。さっぱりしているがボリュームがあって、暑くなってきた今の季節にぴったり」と笑顔を見せる。

 日野さんは「日本酒離れが進んでいるといわれるが、楽しい空間を作って日本酒の楽しみ方を提案したい。若い人も入りやすい店づくりをしていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、月曜~金曜=13時~23時、土曜・日曜・祝日=11時~20時

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