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大阪「まん防」終了 夜営業を再開する店続々、春食材の仕込み始まる

「和食処(わしょくどころ)だしまき酒場 0伍(ゼロゴ)」の店主・佐野義和さん

「和食処(わしょくどころ)だしまき酒場 0伍(ゼロゴ)」の店主・佐野義和さん

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 全国の「まん延防止等重点措置」が3月21日、解除された。

「和食処だしまき酒場 0伍」名物、純白のだしまき卵

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 大阪府では1月27日に発出。当初の予定は2月20日までだったが、3月6日まで延長。感染者の拡大や重症病床使用率の高止まりが続いたことから21日まで再度延長した。全面解除は54日ぶり。

 解除に伴い飲食店の時短、酒類の提供自粛要請は終了。ゴールドステッカー認証店では「同一テーブル4人まで」、非認証店では「同一グループ4人まで」の人数制限を引き続き求める。

 まん防期間中、前回までは時短で営業していた店の夜の休業が目立った。肥後橋で居酒屋「和食処(わしょくどころ)だしまき酒場 0伍(ゼロゴ)」(大阪市西区江戸堀1)を営む佐野義和さんは「まん防が出る前の1月中ごろから、店の周辺ではめっきり人出が減っていた」と振り返る。「昨年のまん防では要請を守って夜も開けていたが、それを見てランチ営業だけにした」と明かす。「22日に夜営業を再開する。春の食材を用意してお客さまを迎えたい」と笑顔を見せる。

 昨年8月、本町にオープンしたバー「Snaffe(スナッフェ)」(中央区瓦町4)は、まん防開始と同時に夜を閉めてランチ営業を開始。店主の山本由佳さんは、夜は男性客中心だったが、昼は女性客も来店するようになり新たな客層に認知が広がったと振り返る。「昼のお客さまに夜も来たいと言われることも。昼の営業も楽しくなったのでランチは続けたい。昼も夜も楽しんでもらえる店にしていけたら」と意欲を見せる。

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