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肥後橋に「焼き鳥 とき」 生ビールの注ぎ方は3種類、スイングカランで

スイングカランのサーバーの前に立つ店主の土岐正人さん。スイングカランは昭和初期~40年代のビアホールで主流だったというビールタップ

スイングカランのサーバーの前に立つ店主の土岐正人さん。スイングカランは昭和初期~40年代のビアホールで主流だったというビールタップ

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 「焼き鳥 とき」(大阪市西区江戸堀1 TEL 06-7410-2228)が大阪・肥後橋にオープンして1カ月がたった。

じっくり火を通した「肝低温煮」

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 店舗面積は16坪で、席数は13席。同店は平野町四丁目の焼き鳥店「炭焼TOKI」の2号店。店主の土岐正人さんは「一人一人のお客さまに向き合いたかったので、新店は完全予約制にした」と話す。

 料理は15品のコース(5,500円)で、愛媛県の銘柄鶏「媛(ひめ)っこ地鶏」を使う。土岐さんは「鶏の特徴を感じられるのは砂ずり。一個が大きく歯切れが独特で、かみ砕いた感じが違う」と説明する。

 ドリンクは生ビールとナチュラルワインを用意する。生ビールはサッポロ黒ラベル(715円)で、スイングカランと呼ばれるビールサーバーで提供する。昭和初期に使われていた形のサーバーで、コックのひねり方次第で泡立ちが変わり味わいも変化するという。土岐さんは「注ぎ方でこんなにもビールの味が変わるのかと驚いた」と明かす。好みに合わせて3種類の注ぎ方で提供する。ナチュラルワインは2階のワインセラー室に400~500本をそろえる。グラスは白・赤を合わせて常時6種類を用意する。

 まん防の解除以降は、2軒目などでも利用しやすいようにと品数を減らしたコースも用意するという。「焼き鳥・ビール・ワイン、いずれも常に勉強が必要。これからも食事とお酒、空間を楽しんでもらえる店にしていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は2部制で、予約できる時間は18時と20時。時短要請中は18時の回のみ営業。月曜定休。

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