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新地の居酒屋、北浜に移転オープン 和風ガパオライス看板に日本酒40種類

店主の崎城昌吾さん

店主の崎城昌吾さん

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 居酒屋「乾坤一擲(けんこんいってき)」(大阪市中央区今橋2、TEL 06-6210-3747)が大阪・北浜に移転オープンして1カ月がたった。

とろりとチーズがかかった「和がぱお」

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 店舗面積は15坪で、席数は38席。1月に移転するまでは北新地で約6年間営業していたという。

 店の看板料理は「和がぱお」と名付けたガパオライスをアレンジしたメニュー。店主の崎城昌吾さんは「本場のガパオライスは辛かったり、苦手な人が多いパクチーが乗っていたりする。しょうゆを使うなど、日本人が食べやすいよう和風にアレンジした」と説明する。プレーンタイプのほかチーズ味など4種類を用意。鶏もも肉のひき肉を炒めて味付けし、ご飯か麺に乗せて提供する。崎城さんは「麺はラーメンの麺で、ジャージャー麺風のまぜそばのイメージ」と話す。

 同店は系列店に揚げ物専門店を持ち、唐揚げも人気のメニューという。「塩こうじに丸一日漬けた揚げた肉は柔らかく、定食でも夜の一品でもよく出る」と胸を張る。

 アルコールは日本酒を中心にそろえる。常時40種類以上置き、半分は定番として提供し、残りは瓶が空くたびに入れ替える。飲み放題でも日本酒は20種類用意する。

 夜の営業は2月28日から始めたという同店。夜の来店客の半数は新地時代の客が足を運んでくれるという。「前の店もにぎわっていたので、こちらでも地元で愛され繁盛する店にしたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時30分~14時、17時~23時。日曜・祝日定休。時短要請に従う。

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