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堺筋本町に北インド料理店 現地の食堂の味を提供 店内の窯で焼くロティも

キッチンに立つ、インド・デラドゥン市出身の料理人・シリカントさん

キッチンに立つ、インド・デラドゥン市出身の料理人・シリカントさん

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 インド料理店「あぷなだば」(大阪市中央区安土町1)が1月25日、大阪・堺筋本町にオープンした。

ロティと2種類のカレーが付くAセット

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 店舗面積は約6坪で、席数は12席。店主の家田たかこさんは、インドが好きで何度も渡印した。帰国した際、日本のインド料理店には日本人向けに味をアレンジした店が多いと気付いたという。「現地の味の料理を出す店がないなら自分が」と考え、2014(平成26)年に大阪天満宮近くにインド料理店「ガネーシュN」を開店。「あぷなだば」は2店舗目で、店名はヒンディー語で「私の食堂」を意味する。

 同店はキッチンにタンドール窯を備え、北インドの食堂が提供するような庶民的な料理を用意するという。北インドは小麦粉の生産地で、消費量が多いと家田さんが薦めるのは店内で焼く全粒粉のパン「ロティ」。ナンを提供する店は多いが「ロティは珍しい」と家田さん。ランチのAセット(1,200円)には、ロティに2種類のカレー、豆カレーと肉などが入ったカレーを付け、インド米や総菜などを盛り合わせる。

 開店直後は、家田さんの知人でもあるカレー店スタッフや、ガネーシュNの客も多く訪れたという同店。夜の営業も計画中で、家田さんは「今後はインド北部だけでなく南部の料理や魚介なども取り入れていきたい。営業状況やメニューなどをSNSで発信しているので、来店前にチェックしてもらえたら」と呼び掛ける。

 営業時間は11時30分~15時。土曜・日曜定休。

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