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肥後橋にイタリアンバル ナチュラルワインは5種類、労働環境改善にも意欲

シェフの藤井さん。店名の由来はマヤ暦の占いからという。藤井さんと社長の守護神が「青い猿」ということからつけたと明かす

シェフの藤井さん。店名の由来はマヤ暦の占いからという。藤井さんと社長の守護神が「青い猿」ということからつけたと明かす

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 創作イタリアンバル「アオイサル」(大阪市西区京町堀1、TEL 06-6131-7177)が大阪・肥後橋にオープンして1カ月がたった。

カダイフという細麺を巻いて揚げた「有頭エビの酒粕マヨ」

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 店舗面積は18坪で、席数は12席。母体の会社は本町で英会話スクールを経営する。社長がシェフの藤井恭士朗さんの味にほれ込んだことから異業種への進出を決意。経営面では、飲食店で当たり前とされる長時間労働の慣習を変えていく方針という。

 藤井さんは北新地を中心に大阪のイタリア料理店で14年勤務。料理は仕入れによってメニューを変えるといい、一人で来た人も食べやすいよう小皿サイズで出しているという。藤井さんは「オープン以来人気なのは『有頭エビの酒粕(かす)マヨ』(1尾380円)。中華のエビマヨのマヨネーズに酒かすを足し、ソースをまろやかに仕上げた」と説明する。「溶岩石のグリルで焼いた野菜(350円)もおすすめ。遠赤外線効果で野菜のおいしさがそのまま引き出されている」と胸を張る。

 ドリンクはナチュラルワインを中心に提供。赤・白・スパークリングのほか、ロゼとオレンジワイン(以上650円~)も常時2~3種類そろえる。

 客は仕事帰りの会社員のほか、近隣の住人が帰宅前に寄って帰ることも多いという。「ふらっと来てもらえるのもうれしいが、ここを目指して来てくれるような店になりたい。店を通して地域を盛り上げていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は18時~翌2時(営業時間は時短要請に従う)。

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