「居酒屋 永吉」（大阪市中央区船場中央1、TEL 06-4977-0686）が大阪・堺筋本町の船場センタービル2号館にオープンして2カ月がたった。

ニンニクとニラがたっぷりの牛もつ鍋

　店舗面積は15坪で、席数は33席。店主の張世敬さんは16歳から飲食店で勤務。専門的に勉強をしたいと18歳で調理師学校に入学し、2年学んだ後に同店をオープンした。

　ランチタイムは680円均一で12種類の定食を用意する。メインは唐揚げや豚のしょうが焼き、サバの塩焼きなどで、お代わり自由のご飯とみそ汁、漬物が付く。張さんは「チキン南蛮と豚ステーキが圧倒的に出る。それぞれ1日10食以上出る時も」と胸を張る。

　夜はもつ鍋（2人前＝2,100円）や30種類以上そろえる串カツ（110円～）が看板料理で、ポテトサラダ（320円）やピリ辛味の「やみつき胡瓜（きゅうり）」（330円）など居酒屋メニューがそろう。張さんは「女性はうずらの旨（うま）煮（310円）を注文する人が多い。1人で2皿頼んだ人も」と笑顔を見せる。

　オープン時の店内レイアウトは客から「席が狭い」と言われ、すぐに工事を手配して席間を拡張したという。張さんは「料理のことも空間のことも、お客さまの意見を積極的に取り入れたい」と力を込める。「日本酒・焼酎が好きという人が多く、年明けに種類を増やす予定。お客さまと一緒にいい店を作っていけたら」と意欲を見せる。

　営業時間は11時～23時。第3日曜定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気などを行って営業する。