台湾料理店「台灣食堂アートミーツイート」(大阪市中央区淡路町3、TEL 06-6227-8717)が大阪・淀屋橋にオープンして2カ月がたった。
店舗面積は18坪で、席数は30席。同店は南船場にある「台灣食堂本店」の2号店。店主の田淵雅圭さんは母親が台湾出身で、本店では台湾全土の料理を提供する。2号店は台湾の夜市をイメージしたと説明。田淵さんは「台湾の活気、特に経済成長が著しかった90年代の雰囲気を再現したかった。自分も含め、コロナ禍で台湾に行けない切なさをつのらせている人が多い」と話し、「行けなかったら台湾を作っちゃえと思った」と開店の経緯を明かす。
ランチは4種類の固定メニューと限定メニューを提供する。固定メニューではショーロンポーがメインの「北門(ベイメン)セット」(1,000円)が人気という。夜の営業では、台湾の唐揚げ「鶏排(チーパイ)」と空心菜の炒め物(以上880円)をほとんどの客が頼むという。副店長の貫名雄飛さんは「酒は台湾ウイスキーのKAVALAN(カヴァラン・1,100円)がお薦め。こんなおいしいウイスキーがあるのかと感動した」と笑顔を見せる。
支払いは円のほか台湾元にも対応。店長の大島真生さんは「今後はもっと認知を広げ、多くの人に店の『屋台感』を楽しんでもらえたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~14時、17時30分~23時。土曜・日曜・祝日定休。台湾元での支払いはにお釣りは出ない。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気などを行って営業する。