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堺筋本町にイタリアン新店 ソースに頼らずイタリア食の工夫取り入れ

カウンター内に立つシェフの稲月さん

カウンター内に立つシェフの稲月さん

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 「Italiano ViaScialo(イタリアーノ・ヴィアシャロ)」(大阪市中央区本町橋5、TEL 06-7712-8384)が大阪・堺筋本町にオープンして1か月がたった。

看板メニューの1つという本マグロのカルパッチョ

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 店舗面積は約15坪、席数は24席。シェフの稲月剛志さんは国内各地やイタリアのシエナ、フィレンツェのレストランを経て、堺のイタリア料理店に11年勤め独立した。店名はフィレンツェで勤務したレストランの寮があった「シャロイア通り」に由来するという。

 看板メニューは、生パスタと鮮魚のカルパッチョ、和牛などの炭火焼き。「イタリアの生ハムやチーズなどは、地産地消で素材の味を生かして使い切るという工夫のたまもの」と話す稲月さんは、料理にソースを極力使わず、塩・コショウ・オリーブオイルなどで調味する。ランチメニューには生パスタ2種類を用意。夜はコース料理(5,000円~)のほかアラカルトメニューも提供し、カラスミのパスタ(2,400円)やトマトとモッツァレラチーズのパスタ(2,000円)はよく注文が入るという。ドリンクはシエナのワイナリーで生産されたワインを中心にそろえる。

 「川と公園の近くで店をやりたかった」と稲月さん。「東横堀川周辺の整備が進んだら、まだ使っていない川べりに通じる地下を活用してテークアウト商品の販売もできれば」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時30分~14時、18時~22時。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。

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