アートイベント「船場アートサイトプロジェクト Vol.01」が7月17日、大阪・本町のエクセルビルで始まる。主催はアートローグ。
大正時代から昭和初期にかけての「大大阪時代」の船場は大阪の中心地とされていた。同イベントは、通称「中船場」に位置する「船場エクセルビル」を舞台に美術展覧会やカンファレンスなどを同時に行いながら「アートによって地域を活性化していく」ことを目指すという。
イベントでは、現代美術のコレクター大林剛郎さんが自身のコレクションから大阪ゆかりアーティストなどの写真作品を選定した「“CONTRAST = Light and Shadow” 大林コレクションから日本の現代写真」、アウラ現代藝術振興財団の映像作品コレクション展「水の越境者(ゾーミ)たち -メコン地域の現代アート-」などの作品を展示する。16日・17日には、「船場のまちづくり」などをテーマに据えたカンファレンスも開催を予定する。
アートローグ社長の鈴木大輔さんは「この空間に芸術と人が集い、都市が活気付くきっかけを体感してもらいたい」と来場を呼び掛ける。
開催日と開催時間は、7月17日~7月20日=11時~20時、7月22日~8月15日=13時~19時(金曜・土曜・日曜・祝日のみ)。入場はインターネットからの予約制。