バー「Buccii(ブッチ)」(大阪市西区土佐堀3、TEL 080-5537-4649)が6月20日、オープン1周年を迎える。
店舗面積は9坪で、席数は7席。緊急事態宣言中は夜を休み、昼のみランチを提供する。
ランチメニューは、韓国冷麺とピビン冷麺(各850円)。トッピングする3種類のナムルは店主の吉田武司さんが手作りしているという。「麺はコンニャク麺でヘルシー。夜の営業を再開したら酒の締めでも出したい」と話す。
酒は、ラム酒11種類、国産のクラフトジン8種類などをそろえる。「ほかではあまり見ない国産のラムを置いている。酒の提供ができるようになったら、奄美大島の熟成ラムをお薦めしたい」と言う。
吉田さんはキャリアカウンセラーの資格を持ち、昼間は人材育成の講師を務める。2つの仕事について吉田さんは「昼は学ぶ場を、夜は人と人のつながりをつくる場を、それぞれ提供する『場づくり』という共通点がある」と力を込める。バーの客は近隣の会社員や住民が多いといい、知り合った客同士に新しいつながりができることもあるという。
吉田さんは「お客さまの支えがあってここまで来られたので、緊急事態宣言が明けて夜の営業が始まったら、ずっと会えてないお客さんと再会したい」と笑顔を見せる。「2年目は、新たにスタッフを入れて店の体制を整えていきたい。興味がある人はぜひ連絡してほしい」と呼び掛ける。
営業時間は11時30分~13時30分(緊急事態宣言終了後は18時~翌1時、大阪府の時短要請に従う)。緊急事態宣言中は酒類の提供はなし。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒や清掃、換気などを行って営業する。