相愛高等学校(大阪市中央区本町4)で11月29日、クラシックコンサート「輝くソリストの集い」が開かれる。
音楽の専門科を設ける同校で2002年から始まった同コンサートは今年で13回目。全日本学生音楽コンクールや日本クラシックコンクールなどの全国大会に出場した女子生徒たちが演奏する。今回は、8人のピアニストとヴァイオリニストが実力を披露する。
多数の音楽家やミュージカル女優を輩出する同校の音楽科ではこれまで、同コンサート以外にもさまざまなコンサートを開催してきた。生徒が自主的に企画・運営する「乙女コンサート」をはじめ、複数の楽器でアンサンブル演奏を発表する「室内楽演奏会」、電子オルガンを専攻する生徒の発表会「電子オルガンライブGift」、高校3年生が集大成を披露する「卒業演奏会」。いずれも、本町校舎にある講堂で開かれる。約650人収容できる講堂は音楽ホールの機能を備え、ビジネス街の本町で本格的な音楽演奏が聴ける貴重な場所となっている。
同校の指導教諭・平村さんは「コンサートは生徒の実技レベルとコンサートマネジメント力の向上を目指して開催している。来場の方からも『良かった』『技術がすごかった』などと好評をいただいている。ぜひお越しいただければ」と呼び掛ける。
13時開場、13時開演。入場無料。