和洋食レストラン「食彩あん」(大阪府大阪市中央区瓦町4、TEL 06-4256-3130)が12月3日、大阪・本町にオープンした。
店主の椎名雅世さんは実家が割烹料理店で、幼少期から厨房に立つ父親を手伝っていたという。オープン前は居酒屋チェーンで店長として勤務。飲食業の経験は実家時代を含め40年に渡るという。店舗面積は22坪、席数は30席。
ランチメニューは6種類用意。ご飯にメイン料理、みそ汁と漬物の付いた日替わり定食のほか、オムライスや牛すじカレーライス(以上800円)、みそカレーラーメン(900円)などを提供する。「みそカレーラーメンは青森名物で、大阪でほとんど見ないメニュー。青森の麺、北海道のみそを使って本場の味を再現した」と説明する。日替わりのメイン料理は魚中心といい、マグロは焼津、フグやブリは九州から直接仕入れているという。
料理に使う器は信楽焼きの特注品。実家の店でも器にこだわっていたといい、椎葉さんも趣味で陶芸をしていたと明かす。30年来の付き合いがある窯元に、それぞれの料理に合った食べやすい形の器を作ってもらっているという。
椎葉さんは「ここに来たら料理のはずれがないと思われる店にしたい」と意気込む。現在、夜は予約のみの営業。「コロナが収束した時には、一日の疲れが吹き飛ぶような明るい笑顔でお客さまを迎えられたら」と期待を寄せる。
営業時間は11時~13時30分、17時~22時(土曜はランチ営業のみ、現在は夜の営業は予約のみ受け付け)営業時間は時短要請に従う。日曜・祝日定休。新型コロナウイルス対策として、密を避けた配席や定期的な消毒、清掃・換気などを行う。