スパイスカレー店「Sally Curry (サリーカリー)」(大阪市中央区北浜東)が1月11日、大阪・北浜にオープンした。
同店はバー「キッチンカフェバー ケイズ ブルズアイ」を昼間、間借りして営業する。席数は15席。
店主の岸本真さんは前職はECサイトの運営会社で勤務。カレーが好きで、趣味で作ったものを周囲に振る舞っていたという。友人の一人がバーの客だったことから店と縁ができ、2019(平成31)年4月から月に1回イベントを開催。「カレーなる晩餐(さん)」と名付けた同イベントでは、通常カレーに使わない季節の食材を使ったカレーを提供していたという。春はイチゴを使ったキーマカレー、夏は冷やしカレーなどを提供し、手応えを感じたと明かす。
現在のメニューは2~3種類、多くて5種類のカレーをあいがけにしたカレーを提供(1,000円~1,500円)。旬の魚介のカレーが中心で、今の季節はブリやカキ、アサリなどを使う。「食材の意外な組み合わせを楽しんでほしい」と言い、カキにレモンではなく梅を合わせるなど独自の工夫をしているという。
来店客は近隣の会社員のほか、SNSを見て来るカレー好きの人が多いという同店。「お酒、カレー、音楽、お客さんと話しをするのが好きで、イベントも再開する予定。いずれは実店舗を持てたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時30分~16時、月曜と土曜か日曜定休(どちらが休みになるかはSNSで確認)。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒や清掃、換気、密を避けた配席を行っている。