「大阪・光の饗宴2020」の開宴式が11月3日、大阪・御堂筋の特設ステージで開かれた。
同イベントは「御堂筋イルミネーション」と、中之島で開催される光のアートフェスティバル「OSAKA光のルネサンス」の2つのプログラムを中心に開催する。今年で8回目。
オープニングアクトは、府立久米田高校ダンス部によるダンスや大阪芸術大学の学生の合唱などのパフォーマンス。スペシャルライブでは、女性ボーカルグループ「Little Glee Monster(リトルグリーモンスター)」が歌声を披露した。
主催者代表あいさつには吉村洋文府知事と松井一郎市長が登壇。吉村知事は今年の開催について、「やめた方がいいのではないかという声もあり、松井市長に相談した」と打ち明ける。松井市長は「コロナで下ばかり向いているのは大阪らしくない。上を向いて、前を向いて行こうという気持ちで開催を提案した」と経緯を明かす。
点灯式のカウントダウンは声を出さずハンドサインで行われた。ライトアップ以降、御堂筋は19時まで歩行者に開放。路上はイルミネーションを楽しむ人でにぎわった。
同イベントの今年のテーマは「希望の光」。松井市長は「ギネスブックにも登録された大阪の冬を盛り上げるイベント。大勢の人を希望の光で勇気づけたい」と意気込んだ。
御堂筋イルミネーションは12月31日まで。点灯時間は17時ごろから23時まで。