壁紙やインテリアファブリックを販売する「トミタ」(東京都品川区)が、大阪ショールーム(中央区久太郎町4、TEL 06-6281-8481)で4月1日から、新作インテリアアイテムを展示販売する。
同社は1923(大正12)年、東京・京橋で創業。ふすま紙や掛け軸に使う布地を扱う企業としてスタートした。現在は国内外の壁紙やインテリアファブリック、家具などの貿易や販売などを手掛ける。
同販売会では、1月にフランスで開かれた世界最大級のインテリアファブリックの発表会「デコーフ」で出展された商品を販売する。大阪ショールームのマネジャー藤原真由美さんは「これだけのブランドの商品を、一度にこれだけ見られる場所はなかなかない」と胸を張る。
今季のメインテーマは「東洋への夢と憧れ」。チベットやネパール、インドの大地や樹木などから着想を得た色の商品が並ぶという。同ショールームの顧客は、インテリアコーディネーターやインテリアデザイナーなどの業者のほか、設計士と同行して来たエンドユーザーなど幅広いと言う。
藤原さんは「ここでは完成品をイメージしやすいよう、実際に使うサイズで展示している。ヨーロッパに行かずとも現地の一流品を見られる場所なので、新築やリフォームの際にはぜひ活用してもらえたら」と期待を寄せる。
営業時間は11時~19時(3月28・29日は休業)。4月7日まで。