「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント」の本戦が9月16日、ITC靱(うつぼ)テニスセンター(大阪市西区靱本町2)で始まった。36回目となる同大会は、今回が初の大阪開催となる。
「東レ パン パシフィック オープンテニス」大会ポスター歴代優勝選手が貼り出された大会会場のICT靭テニスセンター
1984(昭和59)年にアジア初の女子テニス国際公式戦としてスタートした「東レ パン パシフィック オープンテニス」。過去の優勝者にはナブラチロワ、グラフ、ヒンギス、シャラポワなど世界の女子テニスの選手たちが名を連ねる。
同大会は2008年大会より「有明コロシアム」と「有明テニスの森」(以上、東京都江東区)を会場に開催されてきたが、有明は2020年の東京オリンピックに向けた施設改修工事が行われているため、今年は大阪のITC靱テニスセンターで開催される。
実行委員会トーナメントディレクター中川裕さんは「大坂なおみ選手は2016年、2018年と準優勝を経験しており、優勝への期待が高まっている。他にも、世界の女子トッププレーヤーが勢ぞろいしている。ぜひ生でそのプレーを観戦してほしい」と呼び掛ける。
大坂選手は18日・19日に行われる2回戦から登場する。本戦は16日~22日。