「食の都・大阪レストランウィーク2019」が2月1日、始まる。主催は大阪商工会議所(大阪市中央区本町1)に代表事務局を置く「食の都・大阪」推進会議。
「大阪らしい料理・デザート菓子」をテーマとする料理コンテスト「食の都・大阪グランプリ」の歴代入賞作品から39作品を入賞者の所属する各店で提供する。昨年10月に受賞した18作品は今年初提供。
昨年の優勝作品「火花-大阪みかんとほうじ茶〈なにわ〉のマリアージュ 尺玉に見立てた球体に閉じ込めて-」を考案した小西拓也さんが所属する「Seiichiro, NISHIZONO」(西区京町堀1)は、22日~25日の4日間限定で参加する。小西さんは受賞時25歳で、過去9回のうち歴代最年少グランプリ受賞者。
優勝作品は日本三大祭りの一つといわれる「天神祭」の花火をイメージし、尺玉に見立てた球体の中にみたらしのたれやほうじ茶のムース、ミカン、パチパチとはじけるあめなどの食材を閉じ込めたデザート。グランプリと同時にデザート・和菓子部門優勝、大阪産特別賞を受賞した。価格は1,728円。1日10食限定販売。
優勝店のほか、日本料理「隨縁亭」(中央区城見2)、中国料理「花梨」(北区堂島浜1)、「和食たちばな グランフロント大阪」(北区大深町4)など計38の飲食店が参加する。
大阪商工会議所の吉村美年子課長は「グランプリでは昨年から料理人自身が作品のコンセプトをプレゼンする時間を設けたのが審査員からも好評だった。店名や名前はブラインドの状態だが、本人の口からコンセプトや思いが説明されることでより『大阪らしさ』が伝わったと考える」と話す。
2月28日まで。