居酒屋「鶏がメインの大衆酒場 こっから屋」(大阪市中央区久太郎町3、TEL 06-6121-6882)が12月17日、大阪・本町にオープンした。
店長の山口賢一郎さんによると、「やりすぎない、ちょっと気の利いた一品」を提供するネオ大衆酒場をコンセプトに、昔ながらの定番メニューに一手間かけた鶏料理を提供するという。店舗面積は約16坪。席数はカウンター12席、テーブル16席の計28席で、全席禁煙(加熱式たばこのみ可)。
「鶏白湯(パイタン)鍋」(1~2人前=999円、2~4人前=1,980円)は1人から、予約なしでも注文可。締めには生麺のラーメンが「お薦め」。カウンター席で締めまで一人鍋を楽しむ客もいるという。
鶏肉のチャーシューに目玉焼きをのせた「自家製鶏チャーシューエッグ」(480円)や、「むね肉と親鶏のタタキ」(780円)、「もも肉唐揚げ」(580円)などの鶏料理のほか、「長芋と生わさびのしょうゆ漬け」(480円)、「しめ鯖(さば)薬味まみれ」(680円)などの日本酒に合わせた料理も用意する。
ドリンクは、「定番」「辛口」「フルーティー」「燗(かん)酒」といったジャンル別に全国各地の日本酒を用意するほか、フルーツを漬け込んだウイスキーを使う「漬け込みハイボール」(500円)、クラフトビール(600円)、「鳳凰美田 みかん酒」(580円、価格は全て税別)などの果実酒などをそろえる。1月4日からは飲み放題メニューも始める。
ランチの営業は1月9日から開始。ひつまぶしのうなぎを鶏肉にした「とりまぶし」や、唐揚げ定食、チャーシューそぼろ重などの提供を予定する。
料理を提供する器は、「河内焼」(八尾市)の陶芸作家・宮嵜剣水さん、なおさんの親子が制作した陶芸作品を使う。山口さんは「いずれは店内で陶芸教室などのイベントもできれば」と話す。
山口さんは「これまで約15年飲食業に携わってきたので、つながりがある中華などの専門料理人からヒントをもらいながら、どんどん新メニューを開発している。丼池筋はまだ飲食店が少ないので盛り上げていきたい。軌道に乗り次第、新規出店もできれば」と意気込む。
営業時間は、11時30分~14時、17時~23時(土曜は昼のみ営業)。日曜・祝日定休。