船場経済新聞の2018年PV(ページビュー)ランキング1位の記事は、「大阪・本町にフランス直輸入の洋菓子店 栃木県から県外初進出」だった。
上半期ランキングでも1位だった同記事。栃木県宇都宮市に本社を置く菓子の輸入・卸売会社「BCBG JAPAN」の県外初進出店舗のオープンを報じる内容で、オフィス街に突如現れた新ケーキ店の注目度を表す結果となった。
ランキングは今年1月1日から12月13日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 大阪・本町にフランス直輸入の洋菓子店 栃木県から県外初進出(6/11)
2. 大阪・北浜に透明ガラス瓶の専門店 化粧品販売、貴重な瓶の展示も(8/2)
3. 大阪・靱公園など船場エリアで台風被害 土佐堀通りは一部車線減らし作業(9/5)
4. 大阪・堺筋本町に羽根付き焼きショーロンポー専門店 「ネオ台湾屋台」打ち出す(2/7)
5. 大阪にラーメン店「やばい!すき!!ほんまに!!!」 夜は居酒屋営業(6/14)
6. 大阪・淀屋橋に「カフェ三番館」新店 創業70年の喫茶店から内装受け継ぐ(7/23)
7. 大阪・船場センタービルに居酒屋新店 40種以上の日本酒飲み放題も(10/31)
8. 大阪・淀屋橋のレトロビルに「コバトパン工場」 コッペパン20種類そろえる(9/7)
9. 少彦名神社「神農祭」にゆるキャラ集合 「くすりの町」をパレード(11/22)
10. 大阪・京町堀にスリランカカレー専門店「ニルヴァーナ」 貸しスペースも(7/12)
例年通り飲食店のオープンを知らせる記事が多く並ぶ中、透明ガラス瓶専門店のオープンや少彦名(すくなひこな)神社の「神農祭」などグルメ以外の記事も健闘。3位は肥後橋や靱公園などの台風被害を報じる記事で、テレビなどで衝撃的な映像が多く報道される中、被害翌日から復旧に向け動き出しつつある街の様子を記録した。
大阪では2025年の万国博覧会開催が決定し、船場エリアでも今後開催に向けた準備の動きが予想される。船場経済新聞は2019年も「街の記録係」として、いち早く情報を伝えていきたい。