大阪・阿波座のパスタ専門店「ぱの家(や)」(大阪市西区阿波座1、TEL 06-6585-7665)が9月10日、「スパゲッティドーナツ」を発売した。
「ウェブシャーク」(中央区瓦町3)が飲食事業初進出店舗として2017年12月にオープンした同店。同商品はスパゲティーを片手で食べられるようドーナツ状にしたもの。
プロジェクトマネジャーの住友信行さんによると、持ち歩きながら食べられる形状を目指し、当初はホットドッグ風などさまざまな形状を試したという。「ニューヨーク発祥のスパゲティドーナツの存在を知り、本場のレシピを真似て作るも形にならなかったり、味が良くならなかったりしたため、オリジナルレシピを開発した」と話す。
味は「カルボチーズ」「トマトチーズ」「バジルチーズ」の3種(各200円)。発売当初は「カルボチーズ」が一番人気だったが、今では3種類とも同じくらい売れているという。パスタのサイドメニューとして店内で食べられるほか、テークアウトやドリンクセット(250円)でも提供する。
開店以来、主な客層は30代~50代の男性客だったが、同商品発売後はファミリー層やカップルでの来店も増えているという。
住友さんは「テレビ番組で紹介された直後は1日200個売れる日もあり、一度にまとめて20個購入する客が来店したこともあった。現在でも1日に50個程度販売している」と話す。
今後の展望について住友さんは「当店を実験店舗とし、『ぱの家』を全国へフランチャイズ展開できれば」と意気込む。
営業時間は11時~23時。