コッペパン専門店「コバトパン工場 芝川ビル購買部」(大阪市中央区伏見町3、TEL 06-6222-5810)が8月20日、大阪・淀屋橋にオープンした。
「BATON」(北区天満3)が経営する同チェーンは本店を天満橋に置く。1927(昭和2)年に完工したレトロビル「芝川ビル」内に開店した。内装は「昭和レトロ」をコンセプトとし、イメージキャラクターの「工場長」と3人の弟子のイラストが随所に描かれている。
商品は全てテークアウトのみの販売。コッペパンは、つぶあんと有塩バターを使った「あん塩バター」(大=230円、小=130円)など本店で人気という定番商品を中心に、同店限定の「イカ焼きコッペ」(200円)「あんホイップ」(120円)を含む約20種類をそろえる。
店内で注文を受けてから揚げる「あげぱん」は「さとう」(100円)「きなこ」(110円)の2種類を用意する。
提供するブレンドコーヒー(250円)やコーヒー牛乳(350円)には「銀座カフェーパウリスタ」(東京都)から仕入れるコーヒー豆を使う。そのほか「フルーツ牛乳」(350円)「グリーンティー」「ひやしあめ」(以上200円)といった、ノスタルジー・レトロなイメージのドリンクをそろえる。
土産用商品として、本店やウェブでも販売する南フランスの郷土菓子「スペキュロス」を詰めた缶(1,500円)や、同店とウェブ限定の「珈琲(コーヒー)牛乳カステラ」(1,200円)を販売する。
社長の谷野恵子さんは「当社としてオフィス街への出店は初の試み。今後もメニューなどを調整しながら、軌道に乗せていきたい」と話す。
営業時間は8時~15時(売り切れ次第終了)。土曜・日曜・祝日定休。