大阪・北浜に「カフェ スタンド スイッチ」(大阪市中央区道修町1、TEL 06-4963-2422)がオープンして1カ月が過ぎた。
店主の荒木佑太さんは大阪の純喫茶で約4年働いた後、「30歳までには自分の店を持ちたい」と決意して、さらに4年間、他の飲食店で仕入れや運営、経営について学んだという。落ち着いた街並みの北浜エリアで、店舗の規模など条件に合うテナントが見つかったため、28歳でオープンにこぎ着けた。
店名の「スイッチ」には「気持ちをオンからオフ、オフからオンに切り替えられるカフェにしたい」という思いを込めたという。
店内の各テーブル、カウンターには、スイッチ付きの電源を備える。Wi-Fiの使用も可能。店舗面積は約7坪。席数は、カウンター=6席、テーブル=6席。
客層は30~40代が中心で、女性が若干多い。同店が入居する前に営業していた喫茶店の常連客が通うなど、リピーターも増えつつあるという。
ブレンドコーヒーは、荒木さんが選んだスペシャルティブレンドを使い、一杯ずつハンドドリップして提供する。その他、アイスコーヒー(以上400円)、ウインナーコーヒー(430円)、カフェオレ、カフェラテ(以上450円)などのコーヒーメニューを中心にドリンク15種類を用意する。
フードメニューはサンドイッチのみ5種類。「ローストビーフサンド」(880円)、「カルボナーラサンド」(560円)などが人気で、ランチに買い求める客も多いという。
オープンから14時までは、サンドイッチの料金に220円を追加することで、コーヒーか紅茶を付けることができる。電話での予約注文も可。
荒木さんは「サンドイッチ用のショーケースも入り口に配置し、春からはサンドイッチなどの窓越し販売も行いたい。テークアウトのサンドイッチ店として定着できれば」と意気込む。「働く人を応援するカフェにしたい」とも。
営業時間は8時~19時。日曜定休。