大阪・北浜の「ネパール&インド料理 Manakamana(マナカマナ)」(大阪市中央区平野町1、TEL 06-6231-5087)が2月で10年を迎えた。
インド・デリーで10年間、北インド料理の修業をしてきたネパール出身のタパ・ジャガットさんがオーナーシェフを務める同店。来日後も約10年間、国内の北インド料理店で腕を磨いた後、2007年2月に自身の店をオープンした。
店舗面積は約19坪。テーブル18席とカウンター6席に加え、最大8人まで対応できる掘りごたつ式の個室を備える。タパさん夫妻とネパール人スタッフ3人で店を切り盛りする。
メニューは、インドやネパールの伝統料理が中心。インドカレーを中心に22種類、希少なヤギカレー(1,100円)も提供する。一品料理はネパール料理が多いという。
ランチで人気のメニューは、カレー2品(チキン・ベジタブル・キーマ・日替わりから選ぶ)、チキンティッカ(骨なしチキン)、ナン、ライス、サラダ、ドリンクのセット。辛さは5段階から選ぶことができ、カレーのお代わりは1回まで無料。ネパール式の定食「ダルバート」(以上850円)も好評という。
ドリンクは、ネパールのビール「ネパールアイス」、インドのビール「キングフィッシャー」(以上600円)のほか、ネパールのラム酒「ククリ・ラム」(550円)、ネパールの稗(ひえ)や韃靼蕎麦(だったんそば)の焼酎なども用意する。
今年1月には10周年を記念して、日替わりカレー投票を実施した。来店客が「食べたい」「食べてみたい」「今までなかったけれど作ってほしい」というカレーを選択。1位には「ミックス・ダール(豆)」、2位には「サグ・パニール(ほうれん草チーズ)」が選ばれた。
タパさん夫妻は「10年の間に『これで完璧』と思った日はなく、もっと良くなるのではないかと日々考えている。この店を通じて、ネパールのこと、ネパール料理のことを知ってもらうきっかけになってもらえれば」と話す。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。