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本町に大阪初の「JPローソン」 7割が女性客

店舗限定商品を手に持つ店長の小西さん

店舗限定商品を手に持つ店長の小西さん

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 大阪・本町の御堂筋沿いに、府内初の「JPローソン」店舗として、御堂筋本町郵便局店(大阪市中央区瓦町4)がオープンして2カ月がたった。運営は郵便局物販サービス(東京都江東区)。

オフィスワーカーが行き交う御堂筋沿いにオープン

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 JPローソンは、2008年の日本郵政とローソンの総合的提携に基づき、郵便局に併設されたコンビニエンスストア。首都圏を中心に店舗展開され、関西では同店と神戸中央郵便局店(神戸市中央区) の2店舗のみ。店舗面積30坪。

 同店の取扱商品数は約1800品目。他のJPローソン店舗より小規模だが、郵便局へ自由に行き来できる店舗設計と、女性客を意識した品ぞろえで特色を出している。郵便局にはトイレから独立したパウダールームが設置されており、JPローソンの来店客も利用できる。

 「ナチュラルローソン」や「ビオクラ」など健康志向の女性向け商品の他、デザートフェアや、低糖質・低カロリーのブランパン(小麦ふすまを使ったパン)のセールなど、店舗独自の施策で女性客を増やしている。

 店長の小西純也さんは「お客さまの7割が女性。近隣の会社に勤める方が昼休みの時間帯に来店されたり、郵便局の待ち時間に利用いただいたりしており、狙い通り」と話す。特に人気のある商品は、ビオクラの「野菜のマクロビオティッククッキー」(259円)。オフィスで食べるおやつ用に購入する女性客が多いという。陳列棚も郵便局に面した通路の、いわゆるゴールデンゾーンに移動した。

 JPローソンオリジナルのご当地商品も販売。同店限定の商品は、「まいど!」の文字が入った郵便ポスト型の「オリジナルポスト型はがき」(186円)と、たこ焼き柄や中央区の区花であるパンジー柄のはがき(各154円)。熱心なコレクターのほか、外国人観光客が購入するという。

 郵便局物販サービスの担当者は「一般的にコンビニエンスストアは男性の利用が多い業態。本町は昼間人口で女性が多いエリアであり、安心安全な商品を積極的に展開することで、ローソンのファンをさらに増やしたい」と話す。今後の関西圏での出店について、「積極的な展開を計画している」とも。

 営業時間は7時~23時。

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