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大阪・靭公園前にオーガニック沖縄料理店 ビーガンやグルテンフリー対応も

グリーンで自然を演出する「琉球BIO てぃーあんだ」の店構え

グリーンで自然を演出する「琉球BIO てぃーあんだ」の店構え

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 大阪・靭公園の向かいに、オーガニック食材にこだわった沖縄料理店「琉球BIO てぃーあんだ」(大阪市西区靭本町1、TEL 06-7777-9993)がオープンして2カ月がたった。運営はラッキーリング。

肉ではなく大豆ミートと島豆腐を使用した「Vegeタコライス」

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 12周年を迎えた大阪・扇町の沖縄料理店「てぃーあんだ」の3号店として2月にオープンした同店。「今日食べるもので、明日の身体ができる」をコンセプトに、沖縄から直送された有機野菜や無添加の調味料など、オーガニック食材を使った沖縄料理を提供する。「てぃーあんだ」は沖縄の方言で「手の脂」。手作りの料理という意味が込められている。

 店舗は元イタリアンレストランを改装し、壁に海をイメージした沖縄の伝統染め物「紅型(びんがた)」をあしらった。席数は22席。今年の夏ごろには36席程度に拡大する予定という。

 一品料理は、生ピーナツから作った「自家製ジーマーミ豆腐」(486円)、自家製ポン酢を使った太もずく「スヌイ」(464円)、季節の島野菜を使った「Bio島サラダ」(918円)など。「ラフテー」(540円)、「ゴーヤチャンプルー」(918円)、「沖縄そば」(842円)など定番の沖縄料理もオーガニック食材で提供する。

 ビーガン(純粋菜食者)やグルテンフリーにも対応する。肉の代わりに大豆ミートを使用した「Vegeタコライス」(864円)は、島豆腐を混ぜスパイスで味付けしビーガン向けにはチーズ抜きで提供する。また、「ソーメンチャンプルー」(842円)の麺をキビメンに変更できるなど、小麦が食べられない人にも配慮したメニューを用意している。

 ローフードマイスター1級取得者とフードスペシャリストをスタッフに抱える同店。ビーツやタンカンから作った酵素ジュースや、コーヒー泡盛なども自家製で提供する。

 店長の島袋弘貴さんは「コンビニのお弁当などで食事を済ませることが普通になっているが、食品添加物が多量に含まれており、やはり健康には良いとは言えない。体が健康であれば毎日が楽しいし、仕事も頑張れるもの。少しでも興味を持ち、自然のものを食べてもらえれば」と話す。

 営業時間は11時30分~14時、17時30分~23時。日曜定休。

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