居酒屋「お肉とおでん ななはち」(大阪市中央区北久宝寺町4、TEL 06-6121-6478)が1月8日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は15坪で、席数は30席。静岡風おでんと和牛を使った創作メニューが看板料理という。店主の増田政樹さんは、肉ずし専門店での勤務や飲食店のプロデュース業を手がけた後に独立。「静岡旅行で出合ったおでんが酒のあてにぴったりなことに驚き、大阪でも出したいと思った。肉は前職でのつてでいい肉がリーズナブルに手に入るためこの業態にした」と話す。
おでん(140円~)は常時15種類とその日の限定メニューを用意する。「だしは牛すじと濃口しょうゆでとっている。色は濃いが塩味控えめで飲み干せる味」と増田さん。大根やジャガイモなどの定番の具材がよく出るといい、3種類の形の具材を組み合わせた「チビ太のおでん」(330円)が注目を集めているという。肉料理は和牛ローストビーフ(990円)や「和牛炙(あぶ)りユッケ」(940円)などをそろえる。1月中にランチ営業も開始すると明かす。
店名は「七転び八起き」にちなむという。「暗い話題もある世の中だけど、せっかくの外食の機会なので楽しんでもらって、また頑張ろうと思ってもらえる店にしたい」と話す。「今後は市内に10店舗ほど飲食業態で出店したい。いずれもお客さん同士で交流が生まれるような店にしていけたら」とも。
営業時間は17時~23時。日曜定休。