ラーメン店「どうとんぼり神座 淡路町店」(大阪市中央区淡路町4、TEL 06-6224-0700)が12月13日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は38.7坪で、席数は74席。経営は「理想実業」(北区中之島3)。淡路町店は国内91店舗目の出店。本町では2月16日、せんば心斎橋筋商店街にせんば店をオープンした。相次ぐ出店の背景について、マーケティング本部の大林大輔さんは「これまで出店はキタとミナミに集中しており、その中間地域には店舗が少なかった。本町周辺は大阪中心部で人通りが多く、出店戦略の重要地域と考えている」と話す。
淡路町店では通常営業のほか、来年度中に子ども食堂の運営も予定しているという。「大阪では中央環状堺店や寝屋川店で実施した。シングルマザーのご家族などに利用してもらい好評だった」と振り返る。同取り組みでは子どもはラーメン無料、家族はメニュー半額で提供。参加家族は自治体と連携して対象家庭に周知して募集したという。
「普段は外食が難しい人にもお子さんとの食事を楽しんでほしい」と大林さん。同社は2035年までに全国700店舗以上の出店と、売り上げ1千億円以上を目指しているという。「人々に食べる喜びと安らぎの場を提供し、社会貢献していくのが経営理念。営業利益15パーセントを維持し、社会貢献を続けられる営業体力を付けていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時~22時30分。