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阿波座で古写真を活用した聞き取りワークショップ-地域の思い出振り返る

昨年10月に開催した地域交流イベント「新町・アワザサーカス」で、街の写真を見て交流する人たちの様子

昨年10月に開催した地域交流イベント「新町・アワザサーカス」で、街の写真を見て交流する人たちの様子

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 明治会館(大阪市西区立売堀2、TEL 06-6541-0680)で1月28日、家庭に眠っている古写真と記憶を掘り起こし周辺地域の交流を図るイベントが開催される。

古写真に「記憶」を貼り付けるワークショップ

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 立売堀(いたちぼり)、阿波座(あわざ)、西本町を含む明治地区が対象。主催するのは、明治地域活動協議会と大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員の上野信子さん。同協議会は、明治連合振興町会、明治地域社会福祉協議会、主任児童委員・西区民生委員(明治)、明治女性会、西区青少年指導員連絡協議会(同)、西区青少年福祉委員連絡協議会(同)、明治長寿会、はぐくみネットワーク、公園愛護会、都市研究プラザ、NPO法人ウィズ、明治地域ネットワーク委員会で構成されている。

 昨年10月に地域交流イベント「新町・アワザサーカス」を開催した同地区。いくつかの地域の古写真をパネル展示し、その時、写真を見た記憶を付箋で貼り付けるワークショップも行った。それをさらに発展させ、より多くの家庭に眠っている古写真と記憶を発掘し、今年3月に明治会館で、子どもたちも含め、地域住民や働いている人たちに披露すべく展覧会の開催を目指している。

 当日は、「住みよいまち&絆研究所」代表の奥野修さんをゲストに迎える。奥野さんは、古写真に光を当て、それらを保存・活用することにより、地域で暮らす人々が人生の思い出や街の記憶を呼び起こし、それらをより望ましい形で次世代につなげていく活動に取り組んでいる。現在、上町台地や東成、住吉、彦根市で活動中。古写真展を通じた地域の記憶の共有と継承、新たなコミュニティー構築のきっかけづくりが今回のイベントの目的だという。

 主催者の一人である上野さんは「地域の新旧住民や働いている人の交流の場となり、関係性の構築のきっかけになること」「地域への愛着が深まること」を目指して活動していくという。「新旧住民・働いている人、年代・キャリア・職種など、多様な人たちに来てほしい」と呼び掛ける。「明治地域の歴史などに関心のある人、自分たちの地域でも行ってみたいと思われる人などもぜひ」とも。

 開催時間は19時~21時。メール(n_ueno417801@y2.dion.ne.jp)での参加申し込みが必要。イベントのサポーターも募集している。

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