プレスリリース

粟井義道が描く3期目を迎えるLinkGateホールディングスの未来

リリース発行企業:株式会社LinkGateホールディングス

情報提供:




■はじめに

 私も含め、経営者の言葉には「一貫性がない」と言われることがよくあります。昨日の会議で決めた方針と今日の指示がまるで違う。これは迷走でしょうか、柔軟さでしょうか。私は後者だと確信しています。

 「市場も人も数字も、すべてが秒単位で変わる。昨日の正解は、今日には不正解になる。だからこそ経営者は、言葉も戦略も変え続けなければならない」ーこの信念のもと私は2023年にLinkGateホールディングスを設立しました。

 日本の中小企業経営は「守り」に偏ることが多いです。昨日と同じ商品、同じサービスを提供し続けて安定を保とうとします。しかしながら、この「安定」は、変化の激しい現代の市場においてとても脆弱で、だからこそ積極的に「変える」ことこそが生存戦略になると考えています。

 この考え方は私が20年近く会社経営を続ける中で培ってきたものです。次々に生み出される新しい概念が世の中を数年、もしかすると数か月で変えてしまうような現代社会において、環境の変化は勝ち筋の変化を意味します。

 LinkGateホールディングスを立ち上げる前後の数年で構想を描き、既に「2030年までにグループ売上50億円」という目標を発表していますが、昨今の変化に上手く適応することで100億円も目指せると考えています。しかし、単に「100億円が目指せる」と言うだけでは中身がありません。今回はここに込めた私の思い、考えをご説明します。

■LinkGateホールディングスの強み

 当社の強みは、単なるシステム開発会社でも、コンサルティング会社でもないという点です。この両者を組み合わせることで、企業が直面する課題を根源から解消させることを目指しています。

 たとえば、ある企業が売上低迷に直面した際、従来のコンサルティングであれば改善提案を出すだけで終わるかもしれませんし、システム会社であれば要望に応じたツールを納品して終わるかもしれません。

 しかし当社は、データを分析し、課題を抽出し、システムを開発し、さらにその活用を通じて企業全体のオペレーションを変えるところまで二人三脚で対応する、「伴走型」の経営支援を行います。

 現在開発を進めている当社独自の分析ツールはこの伴走型経営支援の象徴となります。単なる数値の可視化ではなく、AIによる予測分析を行い、経営者が次の一手を打つ手助けをします。目先だけでなく未来を見据えた意思決定を支援する仕組みを作り上げ、国内外を問わない経営支援を進めます。

■DXによるアジャイル型組織の実現

 当社が進めるDXは、単なる業務効率化ではありません。クラウドベースの統合システム導入により、経営資源の配置を最適化し、「意思決定の速さ」と「市場変化への適応力」を飛躍的に高めます。

 しかし私が目指しているのは、システム導入による経営者の支援のみならず、従業員ひとりひとりが柔軟に役割を変えられる“アジャイル型組織”の実現です。

 市場の変化に反応して自らも変わるだけで終わらず、「自ら市場に変化を仕掛けられる組織」を作ることにDXの真価があると考えます。人材の意識とスキルを進化させることが、企業そのものを持続的に成長させることに繋がります。

 ただ単に数字を追うだけであれば一時的に膨張させることは難しくありませんが、あくまで一時的なものでしかなく、持続的な企業の成長には繋がりません。人が成長し、組織が成長するからこそ、企業は未来を築くことができるのです。

■リスクを取ったグローバル展開

 当社は既に海外市場の取り込みを画策しています。アメリカはAIとDXの先進市場であり、新しいサービスをすぐに試すことができる土壌が育っていますし、アジア圏では人口増加と経済成長を背景にデジタルサービスの需要が爆発的に拡大しています。

 既に大手の市場進出が進んでいる日本国内だけで勝ち続けるのは難しいでしょう。だからこそ早期に海外へ挑むべきだと考えています。しかしながら、ようやく3期目となる当社にとって、現地法人の設立やM&Aも視野に入れるような積極的なグローバル展開は、大きなリスクになり得ます。

 海外進出には資本力と現地ネットワークが必要不可欠ですし、主軸となるAIやDXの市場は競合が激しく陳腐化も非常に早いです。従業員の意識改革も言葉ほど容易には進められません。

 しかし私は、リスクがあるからこそ挑戦する価値があり、挑戦しないことがむしろ最大のリスクだと考えています。

■経験に裏打ちされた経営指針

 私のこれまでの経営人生は決して順風満帆ではありませんでした。資金繰りに追われ、時に失敗を重ね、銀行との交渉で罵声を浴びることもありました。しかしこの経験の積み重ねが今の私を作っています。

 特に印象に残っているのは、資金繰りの失敗から学んだ「黒字倒産」の現実でした。帳簿上は黒字でもキャッシュが無くなれば会社は倒れてしまうことを体験し、それからはキャッシュフローを最優先に考え、固定費を変動費化し、在庫リスクを最小限に抑える戦略を取るようになりました。

 私は時々「運よく事が進んだ」と思うことがありますが、「偶然上手く行った」と思ったことはありません。他人が避けるリスクを敢えて引き受け、誰もやらないことをやり、たくさんの失敗を糧に「上手くいくやり方」を組み立てていきます。最後の最後に上手くいくかどうかは神のみぞ知るですが、最善の結果を呼び込むためにあらゆることを行います。

 一度倒産しかかった体験は忘れがたいものです。だからこそ、倒産さえしなければ積極的にリスクを取り、失敗を次の成功を呼び込むための資産として戦い続ける姿勢を手に入れることができました。
 また、「嫌われる勇気」を大切にしています。SNSでは炎上を恐れず業界の常識を批判し、仮に100人に嫌われても5人に熱烈に支持されれば十分だと考えています。これが凝り固まった閉塞感を打ち破り業界に革新をもたらす礎になります。

 冒頭にも通じますが、「変える=生き残れる」は私の口癖で、昨日の方針と今日の方針が違っても全く問題なく、むしろ違わなければ変化に対応できていない証拠だと考えます。常に時代に合わせて自分を変化させ、失敗を恐れず挑み続けるのです。

■停滞市場に挑む新世代ベンチャー

 残念ながら、日本経済は停滞と縮小に直面していると言わざるを得ないでしょう。企業の多くが守りに入り、大企業は意思決定の遅さに苦しんでいます。

 その中で当社は、中小だからこそできる小回りと大胆な意思決定で、AIやDXを武器に挑戦していきます。創業まもなく海外市場を視野に入れ、リスクを取りつつ成長戦略を進めます。

 もし2030年に売上50億円、または100億円を達成すれば、それは「停滞する日本からでも新しい成長モデルは生まれる」という証明になるでしょう。当社が日本が失いつつある「挑戦の精神」を体現する存在になることを目指し歩み続けます。

■会社概要

会社名 : 株式会社LinkGateホールディングス
代表者 : 代表取締役 粟井 義道
所在地 : 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島3-9-13
設立  : 2023年10月
資本金 : 800万円
事業内容: コンサルティング事業
URL  : https://www.linkgate-holdings.com/

■関連記事

前回の記事
粟井義道X(旧Twitter)
粟井義道Instagram
粟井義道 法人設立のインタビュー(note)
粟井義道 法人設立のインタビュー(Ameblo)
粟井義道の紹介記事(ブログ村)
粟井義道の紹介記事(ライブドアブログ)
株式会社LinkGateホールディングスのSNS記事
株式会社LinkGateホールディングス創業のご挨拶
株式会社LinkGateホールディングスのPR一覧
株式会社LinkGateホールディングスの過去の記事
株式会社LinkGateホールディングスの人気記事
株式会社LinkGateホールディングスの経営戦略

  • はてなブックマークに追加

船場経済新聞VOTE

船場経済新聞エリアには、8つの駅があります。一番利用する駅を教えてください。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース