プレスリリース

OsakaMito 2025 summerにて皮膚の老化研究成果を発表

リリース発行企業:株式会社テクノーブル

情報提供:

1961年の創業以来、60年以上に渡って機能性美容成分の研究開発と製造販売を行っている株式会社テクノーブルは、2025年8月27日から29日に大阪大学で開催されたOsakaMito2025 Summerに参加し、お肌に関する研究成果をポスター形式で発表いたしました。本学会は、ミトコンドリア研究を行う若手研究者が世界の研究者に向けて研究を発信し議論するために開催されています。世界各国の科学を牽引する研究者の講演のほかに、口頭発表およびポスター形式での発表があり、弊社は8月29日のポスター発表での参加となりました。私たちテクノーブルは2014年からミトコンドリアとお肌の関係を研究し続けており(図1)、本学会において特殊な機器で明らかにしたミトコンドリアと老化の関係性ついての研究成果を発表しました。


図1:テクノーブルにおけるミトコンドリア研究の歴史


【皮膚を含めた細胞老化研究に新しい研究手法】
ミトコンドリアを観察するためには標識化(蛍光物質などを付けて目印にすること)が必要とされてきました。その場合、ホルマリンによる固定や標識物質が必要となります。私たちは長年の研究の中で生きたまま、且つ標識物質の影響がない環境でミトコンドリアを観察したいと考え、今回それが可能となる特殊な機器で老化線維芽細胞観察しました。その結果、図2に示すように若い線維芽細胞に比べて、全体的なシグナル強度が低下する様子が観察されました。


図2:特殊な機器で撮影した線維芽細胞


【若返りが期待できる若モモ果実エキス】
私たちは若モモ果実エキス(製品名:リポッシュ(R)?-W)がこれらのシグナルを増加させる効果を見出しました。また、老化指標とされるSA-βGal(senescence-associated β-Galactosidase)活性の低下が見られました(図3)。これらの結果から、若モモ果実エキスは老化線維芽細胞を若返らせることが期待されます。


図3:若モモ果実エキス(製品名:リポッシュ(R)?-W)を添加することでSA-βGalが低下


【今後の展開】
今回の研究成果から、老化研究に新しい潮流を生み出すことができると期待しております。この機器を用いることで、老化細胞を選択的に分取するなどの様々に利用できることが期待されます。今後のお肌における老化細胞の研究がより一層進められるように邁進して参ります。
弊社では一層技術力を磨き、皆さまのお肌の美しさの維持とQOLの向上に貢献したいと考えています。

以上

お問い合わせ
株式会社テクノーブル
大阪市西区北堀江1-6-8 テクノーブル四ツ橋ビル9F
Tel. 06-6538-2595(代表)Email: info@technoble.co.jp
Website: https://technoble.co.jp/

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