プレスリリース

5年・10年先の地域を見据えた事業見直しへ

リリース発行企業:株式会社TRAPE

情報提供:




「素敵な役割のあふれる日常を創る」をビジョンに掲げ、令和4年度に厚生労働省の老人保健事業「都道府県による市町村支援に活用するための支援パッケージ策定に係る調査研究」に取り組み、全国の市町村のwell-beingな地域づくりを後押しする「地域づくり支援ハンドブックvol.1.0」を作成するなどwell-beingデザインを通じて人々、組織、地域に新たな可能性や価値を提供している株式会社TRAPE(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:鎌田大啓)は、この度令和5年、度令和6年度に引き続き令和7年度も岡山県「介護予防に係る市町村支援アドバイザー派遣事業」における業務委託契約を岡山県様と締結して、岡山県内の市町村ごとの現状と課題に応じたオーダーメイドの伴走支援事業を実施することとなりました。

【令和7年度岡山県 介護予防に係る市町村支援アドバイザー派遣事業の目的・背景】
 市町村が行う介護予防・日常生活支援総合事業の更なる充実を図るため、市町村が抱える課題に対して、専門家による具体的な助言や支援を行うとともに、地域の実情に応じた介護予防・日常生活支援総合事業のあり方等を考える機会となる研修を行うことで、市町村が行う事業の充実等を図ることを目的としています。
 そこで本事業では、令和5年度、令和6年度に引き続き、市町村が新たな価値を創出できるように、従来の枠組みを超えた新しい視点を交え、地域の実情に最適化した形にリデザインします。また、本業務終了後も市町村が自走できる体制を構築し、その事例を発信することによって岡山県の地域包括ケアシステムの深化を加速することを目的としています。そのために必要となる伴走支援や情報発信等を行います。

【事業内容】
地域づくりや介護予防について、多くの市町村から以下のような悩みや課題をお聞きしています。
「わがまちの介護予防はうまくいっていない。住民に予防への意識がない」
「総合事業の担い手が不足しており、事業所も人手不足で撤退しつつある」など
一方で、どの市町村も本来は「わがまちの高齢者が、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられること」を目指しています。
このような現状と目指す姿とのギャップを埋めていくために、本事業では、伴走支援アドバイザーが定期的な戦略会議(現地・オンライン)を通じて、課題の整理、ロードマップの策定、そしてスモールステップでの取り組みを支援します。
これにより、市町村の課題解決を図り、地域づくりや介護予防の取組を、より良い事業へと見直すことができるよう伴走支援を実施します。

【本事業におけるTRAPEの役割】
課題整理
- 事前アンケートをもとに市町村との対話を開始し、現状を定量・定性の両面から把握します。
- これまで市町村が取り組んできた内容を対話を通じて整理・集約し、現状の課題がなぜ生じているのかを深掘りして明らかにします。

ロードマップ策定と取り組みの後押し
- 課題解決を通じて目指すビジョンを明確にし、市町村と共有します。
- そのうえで短期的な目標(マイルストーン)を設定します。大きなPDCAサイクルではなく、小さなステップ(スモールステップ)を積み重ねることで、ビジョン達成を目指します。
- 各ステップの振り返りを通じて、経験学習サイクルを促進し、伴走支援終了後も自走できる体制づくりを支援します。
- 取り組みの中で生じる疑問や不安に対しては、その都度伴に考え、解決に向けた支援を行います。

横展開
- モデル市町村として、県内市町村に展開することで、岡山県全体の地域包括ケアシステムの深化を加速することを目指します。
- 伴走支援終了後には成果発表会を実施し、県内の他の市町村への普及啓発を進めます。


【岡山県様からのコメント】


岡山県こども・福祉部長寿社会課
介護保険推進班 副参事 角紗綾果様



介護予防・日常生活支援総合事業を通じて、いくつになっても生きがいと役割をもって生活できる、住んでよかった!と言える「わがまち」にしていきたいという思いをもった市町村の伴走支援を行う当事業も、区切りの3年目となりました。
普段の業務を通じて気軽に相談しあえる関係を築いていても、いざ「将来どんなまちであってほしい?高齢者がどんな暮らしをしていたら理想だなって思う?」と、改めてじっくり話をしてみると、お互いの考えを理解している「つもり」でいたけど、実は共有できていなかったかも、という気付きを昨年の支援で聞かせていただきました。
地域支援事業実施要綱の改正で総合事業見直しの機運が高まっている今、軸となる「どんなまちを目指すのか」ビジョンを大事にして対話を進め、関係者間で情報や価値観を共有した一つのチームとして活動できるよう取り組んでまいります。


【都道府県・市町村の担当者の皆様へ】
株式会社TRAPEは「素敵な役割のあふれる日常を創る」をビジョンに掲げるており、well-beingデザインを通じて人々、組織、地域に新たな可能性や価値を提供しています
- 2018年度(平成30年度) 対話を重要視した 寝屋川市 総合事業における短期集中通所サービス モデル事業(=「リ・エイブルメント」モデル事業) を日本で初めて行い、日本の介護予防で初めてRCT(ランダム化比較)により、リエイブルメントサービスに参加された方々と参加されなかった方々を比較検証したところ、リエイブルメントサービスの有効性が統計的にも有意であることが示唆されましたhttps://trape.jp/works/project/neyagawa-pj/
- 2022年度(令和4年度)に厚生労働省の老健事業「都道府県による市町村支援に活用するための支援パッケージ策定に係る調査研究」に取り組み、「地域づくり支援ハンドブックvol.1」を作成しました。https://trape.jp/report/
- 岡山県、和歌山県、岡山県、愛知県、埼玉県、秋田県、沖縄県、秋田市、生駒市、堺市、寝屋川市、交野市、南アルプス市、京都市、佐世保市、全国の理学療法士会・作業療法士会・栄養士会などにおいて「自立支援・地域づくり・介護予防・地域支援事業・総合事業など」のテーマで研修会/講演会を実施してきました。


株式会社TRAPE(トラピ)について
代表:鎌田大啓
本社:大阪市淀川区西中島5-11-9 新大阪中里ビル3F
URL:https://trape.jp/
設立:2015年9月
事業内容:
「Sociwell ソシウェル」
 「生産性向上」「働きがい向上」「リーダー育成」の3つを一度に実現することができる
 生産性向上伴走支援サービス
「介護経営者クラブ」
 組織の枠を超えて経営者が対話し合い知見をシェアできる会員制コミュニティ
「厚生労働省・自治体関連事業」
 高齢者支援セクションが安心して頼れる一気通関の事業パートナー



【お問合せ・ご質問・取材のお申込みはこちら】
株式会社TRAPE 広報担当 宛
E-mail:info@trape.jp
https://trape.jp/contact/

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