リリース発行企業:一般社団法人日本金融教育支援機構
一般社団法人日本金融教育支援機構(所在地:東京都千代田区、共同代表理事:平井梨沙・阿部奈々、以下「当機構」)は、積水ハウス株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役兼CEO社長執行役員:仲井嘉浩、以下「同社」)が実施する「積水ハウスマッチングプログラム」の2025年度助成団体に選定されました。
同社と当機構の共創企画である小学生向け金融教育ワークショップ「キッズ社長への挑戦状!ご当地お弁当をヒットさせるのはキミだ!?」を、この夏に兵庫県養父市および淡路市にて開催いたします。
本イベントは、地域資源を活用した「ご当地お弁当」づくりを行うという想定のもと、小学生が価格設定や仕入れ、販売戦略といった企業経営の基本について実践的に学べる体験型の金融教育プログラムです。地元の小学生とその保護者をおもな対象とし、地元産業への理解・愛着を深めてもらうことを目的として開催されます。
積水ハウスマッチングプログラムとは
積水ハウスマッチングプログラムは、地域社会の「幸せ」を実現するため、同社が実施する従業員との共同寄付制度です。次世代を担う子どもたちの育成を目的に子どもたちの幸せ・育成に関わる活動または豊かな住環境や自然環境の創造を目的に環境配慮・地域活性化に関わる活動が助成の対象とされます。
2025年度は全国で51団体・53件のプロジェクトが採択され、当機構の取り組むワークショップは、この中でも「体験を通じた金融教育」と「地域交流の活性化」を両立させた先進的なモデルとして高く評価されました。
今回のプロジェクト実施にあたり、開催地の養父市・淡路市の両市長から応援のメッセージをいただいております。
〈養父市 大林賢一市長〉この度、養父市で金融教育ワークショップが開催されることは、金融や経済の仕組みを学ぶことがますます重要になっていく中で、意義のあることと思います。
地域資源を題材にした「ご当地お弁当」をテーマにワークショップをされるとのことで、参加された市内外の方々が、金融に関する知識だけでなく、養父市の魅力を知っていただくきっかけになればと思います。
〈淡路市 戸田敦大市長〉ようこそ淡路市へ、体験型金融プログラムでお越しのキッズの皆さま、心より歓迎します。
この体験型金融プログラムを通して「ご当地お弁当をヒットさせる」を目指し、金融的なことを学び、同時に淡路市の地域資源についても学ぶ、このことは、皆さまにとって貴重な体験となることでしょう。
参加されるキッズの皆さま、ひとつでも多くの淡路市の魅力を発見して頂き、淡路市のファンとなって頂けることを期待しております。
また、今回の企画を共創した積水ハウス株式会社のコメントは以下のとおりです。
〈積水ハウス株式会社〉当社の推進するTrip Base 道の駅プロジェクトは、全国にある道の駅の近接地にホテルをつくることで、地域の食や文化等の観光資源と連携した地域経済の活性化を目指しています。ホテルが立地する地域ならではの魅力と地域資源を題材とした金融教育について、より多くの方に学んで頂ける機会となることを期待しています。
本ワークショップの特徴
当機構は昨年、国家戦略特区である養父市で積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルが実施する地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」と連携し、「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫但馬やぶ」宿泊者限定の農業体験イベントと、宿泊者以外の方も参加可能な日本金融教育支援機構の金融教育イベント「やぶチャレ」を同時開催しました。
「やぶチャレ」では、参加した小学生が農業体験後に野菜について学習し、養父産の野菜がどうすればよく売れるかを自ら考えることによりお金について理解を深め、お金の動きが地域の活性化につながることを学びました。
本年は地域資源を題材にした「ご当地お弁当」をテーマに、地域の特性を活かした産業や文化を金融教育と掛け合わせることで、地域経済のリアルな循環を学べるプログラムを展開します。
本ワークショップの特徴は以下の3点です。
- 地元産品を活かしたお弁当づくりのアイデア出しを通して、地域資源の存在とその活用方法を知る
- 会社設立、市場調査、商品企画、価格設定といったビジネスプロセスの流れを疑似体験する
- 地域創生や金融教育に関心の高い中高生が域外から運営スタッフとして参加し、小学生の学びをサポートする
プログラムや使用コンテンツなどワークショップの手法は昨年の「やぶチャレ」を踏襲しブラッシュアップしたものですが、サポート役としての中高生起用は初の試みとなります。地域課題の解決や地域活性化に関心を持つ中高生を全国で募り、小学生の支援を担ってもらいます。
地域の小学生と他地域の中高生との、暮らす場所と年齢の違いを超えた学び合いにより、小学生は養父市の特徴や魅力を発見し、中高生は小学生の支援をするなかで課題解決や価値創造のプロセスを経験できます。
また、小学生の支援をした中高生は、当日「教えることによって得た学び」を材料として、当機構が主催する金融教育イベント「FESコンテスト※」への参加を予定しています。さらなる学びの深化に向けて意欲的な取り組みを見せてくれると確信しています。
本プロジェクトは「教える側」に回る中高生にとっては主体性や創造力が高まる絶好の機会であり、小学生にとっては、自律的に学ぶ中高生が学習のロールモデルとなることが期待されます。
※FESコンテスト…中高生が小学生が学べる金融教育教材を1分間ほどのショート動画で制作して競うコンテスト。
地域資源についての学びは地域の魅力の再発見につながり、地域産業の担い手の減少を食い止める第一歩となります。また、域外から開催地を訪ねた参加者ならびにサポート役の中高生を含む関係者がその地域のファンとなり、イベント後も「関係人口」「交流人口」として関わり続けることも期待されます。
今後の展開
地区内外の人々が継続的に交流できる仕組みを整え、地域行政や地元企業と連携しながら、金融教育と地域活性化が循環する取り組みを進めます。将来的には、このモデルが各自治体に広がり、持続可能な地域活性化と教育の両面で活用されることを目指します。
◆イベント概要◆
イベント名称:「キッズ社長への挑戦状!ご当地お弁当をヒットさせるのはキミだ!?」
参加対象:開催地内外の小学生(保護者同伴可)
●1回目(兵庫県養父市開催)
日時:2025年8月17日(日)14:00~16:00
会場:やぶ市民交流広場 大会議室
兵庫県養父市八鹿町八鹿538-1
募集人数:40名(保護者の方は含みません)
参加費:無料
●2回目(兵庫県淡路市開催)
日時:2025年8月24日(日)13:00~16:00
会場:淡路市サンシャインホールギャラリー
兵庫県淡路市浦148-1
募集人数:40名(保護者の方は含みません)
参加費:無料
◆イベント参加者特別特典◆
本イベントに参加された方の特典として、イベントの前日・当日限定で「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」に、一般価格の30%OFFの特別価格でご宿泊頂けます。
ご予約は電話にて承りますので、この機会に是非ご利用下さい。
フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫但馬やぶ:079-666-8645
フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島東浦:0799-73-6785
◆関係企業・団体◆
【主催】
一般社団法人日本金融教育支援機構
【協力・後援】
積水ハウス株式会社/フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト
養父市・養父市教育委員会/淡路市・淡路市教育委員会
一般社団法人日本金融教育支援機構
共同代表理事:平井 梨沙・阿部 奈々
所在地:東京都千代田区神田駿河台2-11-7
B106号室
TEL:03-6674-1435
設立:2022年12月28日
公式サイト:https://faincation.com/
積水ハウス株式会社
代表取締役兼CEO 社長執行役員:仲井 嘉浩
本社所在地:大阪市北区大淀中一丁目1番88号
梅田スカイビルタワーイースト
設立:1960年8月1日
公式サイト:https://www.sekisuihouse.co.jp/
フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト
最高運営責任者:大嶋 茂
所在地:大阪府大阪市北区大淀中 1-1-88 梅田スカイビルタワーイースト21階
公式サイト:https://fairfield-michinoeki-japan.com/ja
養父市
養父市長:大林 賢一
市役所所在地:兵庫県養父市八鹿町八鹿 1675
電話:079-662-3161
公式サイト:https://www.city.yabu.hyogo.jp/index.html
淡路市
淡路市長:戸田 敦大
市役所所在地:兵庫県淡路市生穂新島8番地
電話:0799-64-0001
公式サイト:https://www.city.awaji.lg.jp/