プレスリリース

パナソニックが特許調査支援サービスの分析機能をバージョンアップ。新たに外国文献の知財情報分析が可能に

リリース発行企業:パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社

情報提供:


知財情報を経営戦略・技術戦略へ活用「知財BIダッシュボード」が外国文献に対応し、グローバル規模の特許調査・分析を支援する「PatentSQUARE」

パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:伊藤 一義/以下、パナソニック)は、30年以上にわたり開発・機能改善を続けてきた特許調査支援サービス「PatentSQUARE」の最新バージョンアップにおいて、「知財BIダッシュボード」機能(以下、本機能)を強化し、外国文献の分析に対応しました。
今回のアップデートによりグローバルな特許情報の可視化と分析を可能にし、企業の知財戦略や事業戦略の高度化を支援します。本機能は、2025年7月より提供を開始します。

▼国内/外国文献の分析に対応「知財BIダッシュボード」概要
https://www.panasonic.com/jp/business/its/patentsquare.html#dashboard

【機能強化の概要】
今回の機能強化により、パナソニックの特許調査支援サービス「PatentSQUARE」に搭載された知財BIダッシュボードが、外国特許文献の分析に対応しました。これにより、国内外の特許情報を対象とした検索・分析を、全てPatentSQUARE上で完結でき、より効率的かつ戦略的な知財情報の活用が可能になります。世界中の技術・開発のトレンドや、競合他社の研究開発の方向性を可視化し、お客様のIPランドスケープ(R)※の実施に向けた、グローバル規模での特許情報分析の促進、経営・事業戦略にかかわる意思決定をサポートします。
【開発の背景と内容】
企業の知財活動は、競争激化や、事業環境の複雑化に伴い、“守り”から“攻め”の戦略へとシフトしています。しかしながら、知財を経営戦略に生かすIPランドスケープ(R)※の実践には、外国文献を含む特許文献の分析など、高度な専門性と多大なコストが必要といった課題があります。
これらの課題を解決するため、パナソニックはPatentSQUAREの「知財BIダッシュボード」に外国文献の分析機能追加。お客様からご要望が多かった、国内・外のプレイヤーを含む有望な新規領域や競合調査を実現し、包括的な分析を可能にしました。国内外の競合や新規領域の調査が可能となり、知財戦略と経営戦略の連携を支援します。
【知財BIダッシュボードの特長】
1.外国文献の分析目的別のテンプレート・軸を追加、簡単操作で知財情報を可視化
外国を含め、「出願を注力すべき領域を特定したい」「プレイヤーの推測、および出願数の年ごとの推移を比較したい」「技術の成長性を推測したい」などの目的に応じて、新たに外国特許を分析するためのグラフテンプレート・分析の軸を追加。母集団を決めるためのデータ収集、整理などに時間を取られることなく、PatentSQUARE上で分析対象をグラフで確認しながら、試行錯誤・調整が可能です。


PatentSQUARE知財ダッシュボードの分析目的別のテンプレート例、集計単位の切り替えやグラフの再描画も簡単操作で完結

2. 出願単位やFamily単位での分析など、集計単位の切り替えやグラフの再描画も簡単操作で完結
ダッシュボードウィンドウで集計単位を簡単に切り替え、グラフの再描画もストレスフリーで行えます。

3.国内・外国どちらの文献も母集団作成から分析までワンストップで対応
ほかのサービスとの連携不要で、最大100万件までの分析が可能なため、グローバル視点で網羅的な調査を行えます。また、簡単にドリルアップ・ドリルダウンも行えるため、インタラクティブな分析ができます。
今後もパナソニックでは、お客様の特許情報の活用促進への貢献を目指し、AI・ICT技術を生かしたサービスの開発、改良に取り組んでまいります。

【展示会出展について】
2025年9月10日(水)~12日(金)に、東京ビッグサイト(西3・4ホール)で開催される「2025 知財・情報フェア&コンファレンス」のパナソニックブース(W3-59)において、本機能「知財BIダッシュボード」を含むPatentSQUAREについてご紹介します。

2025 知財・情報フェア&コンファレンスのパナソニックブース(W3-59)

■特許調査支援サービス「PatentSQUARE」とは
さまざまな技術・開発現場で活用されているパナソニックの調査ノウハウをシステム化した特許調査支援サービスです。知財担当者だけでなく、調査ノウハウを持たない現場の技術者・開発者の方にも使いやすいことをコンセプトに開発されました。1992年に誕生して以来、30年以上にわたり、多くの知財専門家や研究開発者などの利用者からいただく意見を基に、サービス・機能拡充を続けています。機械や精密機器・化学をはじめ、医薬品・情報通信など、幅広い業界でご利用いただいており、特許登録件数上位100社の企業における高いシェアを誇るサービスに成長しています。

▼特許調査支援サービス「PatentSQUARE」製品サイト
https://www.panasonic.com/jp/business/its/patentsquare.html

■商標について
「IPランドスケープ(R)」は、正林国際特許商標事務所所長 正林真之弁理士の登録商標です。そのほか、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※ IPランドスケープ(R)(Intellectual Property Landscape):知財情報(特許情報など)と非知財情報(マーケット情報や研究開発情報など)を統合的に分析することで、ビジネスの現状俯瞰・将来展望を示し、経営戦略や事業戦略に役立てる手法。

【お問い合わせ先】
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社
「現場知見とデジタルで人をカイホウする ~人を作業から解放し、人の可能性を解き放つ~」
▼コーポレートサイト
https://www.panasonic.com/jp/company/pstc.html
▼お問い合わせフォーム
https://it-sol.jpn.panasonic.com/public/application/add/15551

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