プレスリリース

◆お茶がもたらす心の豊かさを◆関西大学が福寿園と進めた共同研究の成果を発表

リリース発行企業:学校法人関西大学

情報提供:

 関西大学文学部(心理学専修)の木戸彩恵教授は、株式会社福寿園と共同で、お茶が人の心に与えるポジティブな影響を心理学的に探究する研究を2022年9月より進めてきました。このたび、その研究成果を2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「TEAM EXPO パビリオン」にて展示およびステージ発表します。

【本件のポイント】
お茶のウェルビーイング効果を心理学の視点から研究
研究成果を大阪・関西万博「TEAM EXPO パビリオン」で発表
関西大学と福寿園の産学連携による新たな共創のかたち


 木戸教授は、株式会社福寿園と連携し、嗜好品としてのお茶が、私たちの情緒やストレス緩和、社会的つながりにどのように影響するかを、実験・調査・分析に基づき検証しています。

 この共同研究は、産学の連携によって、伝統文化の価値を新たな視点から再発見することを目的としており、お茶という日常に根ざした存在に潜む心理的効能を科学的に明らかにすることで、現代社会におけるウェルビーイングの向上に貢献する新たな知見を提供するものです。

 実際の調査・実験では、日本茶を飲むことで気分が落ち着いたり、気持ちが前向きになったりするなどの心理的変化が確認されました。さらに、他者とのつながりを感じやすくなるといった社会的効果も示唆されています。これらの成果は、日常的な行為である「お茶を飲むこと」が心の豊かさに寄与する可能性を科学的に裏付けるものであり、日本茶という伝統文化に新たな価値を与えるものです。

■開催概要
・イベント名:大阪・関西万博「TEAM EXPO パビリオン」
・出展日:2025年4月24日(木)
・展示時間:10:00~21:00
・ステージ発表:16:00~16:30
・展示場所:フューチャーライフヴィレッジ TE2ブース




■共創チャレンジ概要
 本研究は、関西大学と福寿園が共同で取り組む「こころに響く日本茶 ~お茶のチカラでウェルビーイング~」の一環です。この共創チャレンジでは、日本茶が持つ多面的な魅力と文化的価値を再評価し、科学的な視点から人々のウェルビーイングにどのように貢献できるかを探究しています。心理学と伝統産業の融合により、日本茶を次世代に伝える新たな価値創造を目指しています。
https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/1146




▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2025/No5.pdf


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▼本件に関する問い合わせ先▼
総合企画室 広報課
伊地知、小林、明原
住所: 大阪府吹田市山手町3-3-35
TEL: 06-6368-1937
FAX: 06-6368-1266
E-mail: kouhou@ml.kandai.jp

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