株式会社スタメン（本社：東京都千代田区、代表取締役 大西泰平）が主催する「TUNAGエンゲージメントアワード2024」において、当社はエンゲージメントストーリー賞(ENGAGEMENT OF THE YEAR)を受賞しました。本アワードは、組織改革で優れた取り組みを行った企業を表彰するもので、「組織のより良い未来が見えた瞬間」をテーマに企業の改革事例を募集。審査の結果、当社を含む5社が受賞企業として選ばれました。

TUNAGエンゲージメントアワードについて



TUNAGエンゲージメントアワードは、エンゲージメントプラットフォーム「TUNAG（ツナグ、https://biz.tunag.jp/ ）」を運営するスタメンが、先進的かつ効果的な組織改革に向けた取り組む企業を表彰するイベントです。

スタメンは、エンゲージメントアワードの開催を通じて各社の取り組みプロセスやナレッジを共有・発信し、日々エンゲージメント向上に取り組む経営者や企業担当者にとって、発見や学び、つながりの場を提供することを目指しています。

特設サイト：https://biz.tunag.jp/award




取り組み内容
来年、創業80周年を迎える山福は、社内のデジタルトランスフォーメーション（DX）と従業員エンゲージメントの向上を目的に、2023年から従業員エンゲージメントを促進するためのプラットフォームサービス「TUNAG」を導入しました。
TUNAG導入前の課題
来年で創業80年を迎える山福は、大阪・東北・宮崎と事業所が分かれており、従業員数は200名以上です。これまでデジタルな媒体を介した情報の共有や蓄積の習慣がなく、組織図すらデータ化されていなませんでした。情報の属人化が起こり、社員間・事業所間での共有不足やコミュニケーション問題が多発しており、M&Aで取得した事業所とのカルチャーフィットもスムーズに進まなかったという課題もありました。
TUNAG導入後
TUNAGが"コーポレートリビング"として機能することで、「誰でも気軽に情報を共有できる場所」と「社員の挑戦を応援する場所」を提供し、あらゆる情報がタイムリーに、どこからでも共有されるようになりました。この新しい環境は、社員同士からの賞賛と支援が生まれる土壌を築き、互いの成果を認め合う文化が根付き始めています。
社内の変化
これまで山福では、自然と営業職の業績が前面に出がちな風土がありましたが、TUNAGの導入により、営業以外、すべての事業所・さまざまな役割を持つ社員が自らの『想い』や『仕事』を共有できるようになりました。この変化は、すべての社員に「山福の一員である」という当事者意識を芽生えさせ、これまでにない若手社員による商品開発や、事業課題を解決するプロジェクトが立ち上がりました。事業所の垣根を超えてTUNAGで集まることで、「チーム山福」としての一体感が生まれ、物理的な距離を超えた協業体制が実現しました。この革新的な企業文化の変革は、社員一人一人が主役となって新たな価値を創造する基盤となり、山福の次の20年、そして創業100周年に向けて、持続的な成長と進化の原動力となっていくでしょう。

担当者コメント



このような評価をいただけて大変嬉しく思います。ここまでの道のりは容易ではありませんでした。最初は「お年寄り用のスマホにアプリが入らない」という問題からスタートしましたが、慣れない作業や操作の中、若手からシニア層まで皆がTUNAGに慣れよう、TUNAGを使ってみようと一生懸命努力してくれました。アワードでは、この社員たちの変化や変革への強い意志を皆様に知っていただきたい一心でした。その想いが今回の評価につながったことを嬉しく思います。食品業界は他業界に比べ進展が遅いとされがちですが、その言い訳に甘んじることなく、時代に合わせた働き方を取り入れ、すべての社員が安心して働ける組織作りに注力していく所存です。（広報／黒木）

株式会社山福について
「ごちそう」という技と時間を届けるすべての人に捧げる。山福は「ごちそう専門」の食品商社・メーカーとして、プロ向けの業務用食材の製造・卸売、おせちのOEM製造・プロデュースを行っています。和食文化の継承と発展を目的とし、料理人の右腕となるような商品を創造しています。

【会社概要】
・社名：株式会社山福
・本社：大阪府豊中市服部寿町4丁目10-5
・事業所：宮崎支社：宮崎県東諸県郡綾町北俣4181-1
　　　　　東北支店：宮城県仙台市宮城野区福田町南1丁目2-40
　　　　　曽根崎本店（小売）：大阪府大阪市北区曽根崎2丁目10-13
・代表者：代表取締役社長　柏木直樹
・創業：1946年(昭和21年)4月
・従業員数：264名（2025年1月末現在）
・URL :https://www.yamafuku-net.co.jp/