フォトフラッシュ

「テーマを決め、タッチポイントの整理を」と中村さん=大阪・本町でテラスクの広報勉強会

サービス業(ホテル、結婚式場、飲食)の店舗運営「ディライト」で広報担当のマネージャー、中村優子さんは、企業ブランドの確立や企業文化の醸成に必要な広報の取り組み方について、会社がどう見られたいかテーマを決め、手段は顧客との接点に応じて細分化する手法を示した。 一問一答は以下の通り。 ー取り組み方のポイントは。 どういう会社と見られたいのかテーマを決め、それを細分化します。 その内容に沿って顧客とのタッチポイント(接点)の整理をし、発信しています。 テーマは、部門責任者(中村)と経営層ですり合わせを数回行い、合意形成をしました。 それを細分化したタッチポイントの運用は、部門の中で担当者を決めて小さいチームで行っています。 ーオウンド(自社)メディアでの発信は。 ホームページをはじめ、ユーチューブ▽インスタグラム▽note(ノート)ーといった交流サイト(SNS)を上記のテーマに沿って発信しています。 例えばユーチューブでは、採用活動を主な目的にして、自社のカルチャーを体現している社員を発信したりしています。 ープレスリリースの活用は。 今までは、店舗の商品やサービスの発信をメインに行ってきましたが、上記のテーマに沿ってリリースを書いていくことを現在検討しています。 ーそれ以外の手法は。 社会貢献活動が会社全体のミッションの一つでもあるので、地域の子どもたちや既存顧客などを巻き込んだイベントなどの企画、運営、発信もしています。 例えば、奈良を発信するユーチューブを小学生たちと作るイベントや、ひとり親家庭へのクリスマスケーキのプレゼントなどがあります。 (写真提供=三好沙季さん)

  • 0

  •  

広報担当者を対象にした勉強会が7月11日、中央会計セミナールーム(大阪市中央区備後町3)で開かれた。

  • はてなブックマークに追加

船場経済新聞VOTE

船場経済新聞エリアには、8つの駅があります。一番利用する駅を教えてください。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース