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大阪・本町で水素ステーション見学会 水素事業参入検討企業を対象に

水素ステーション見学会の様子

水素ステーション見学会の様子

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 大阪・本町の「イワタニ水素ステーション大阪本町」(大阪市中央区本町3)で8月8日、水素関連事業への参入を目指す企業を対象とした無料見学会が行われた。

「イワタニ水素ステーション大阪本町」外観

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 主催は大阪府、大阪商工会議所。府内に事業所を持ち、FCV(燃料電池自動車)や水素ステーション、エネファーム(家庭用燃料電池)などの水素関連事業への参入を検討する中小企業などが対象で、15社の担当者18人が参加した。

 同所は府内に7カ所ある水素ステーションのうちの1カ所。大型トラック内に水素ステーションの機能を集約した「移動式水素ステーション」で、1時間あたり2台のFCVに水素を充?(じゅうてん)できるという。営業時間は9時~22時(土曜は17時まで)。日曜・祝日・年末年始定休。料金は1キロ=1,200円。

 参加者は水素ステーションの機能について実際の設備を見ながら説明を受け、実際のFCVへの水素充填の様子も見学した。見学会後の質疑応答では、機能面や水素ガス圧縮時の騒音などについての質問が上がった。

 参加者の一人は、参加理由について、「当社では消火器の製造販売を行っている。現在開発中の新消火器が水素ステーションでも使えるのではないかと思い参加を決めた」と話す。

 大阪府の担当者は「水素ステーションや水素事業の普及のため、一社でも多くの企業に水素事業へ参入してほしい」と呼び掛ける。

 11月初旬には同主催で、水素関連事業における新技術ニーズに対応可能な中小企業を対象とした「新技術ニーズ説明会」の開催を予定する。

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