大阪市が3月16日、御堂筋の「淀屋橋オドナ」(中央区今橋4)前で社会実験中の休憩スペース「(仮称)御堂筋パークレット」の愛称を「いちょうテラス淀屋橋」に決定した。
昨年12月19日から1カ月間行った公募には93件の応募があった。「にぎわい、憩い、御堂筋らしさが感じられ、誰もが呼びやすく覚えやすい」愛称を選んだという。3月20日には愛称を示すサインを掲示した。
同実験は、御堂筋完成80周年記念事業の一環。昨年11月20日、にぎわいと憩いの空間創出を目指し、御堂筋の道路空間にウッドデッキやベンチを配置した休憩スペースを開設した。現在も利用ニーズの把握や交通影響の検証などを行っている。
大阪市と連携して本事業を運営する「御堂筋まちづくりネットワーク事務局」の市村雅俊さんは「暖かくなるこれからの季節、沿道企業のワーカーや来街者の皆さんに『ちょっと、いちょうテラス淀屋橋まで行こうか』と言ってもらえるよう周知に努めたい」と話す。
社会実験は5月21日まで。