大阪の少彦名(すくなひこな)神社(大阪市中央区道修町 2)で11月22日・23日、神農祭が開催される。会場には両日、薬にちなんだキャラクターなど16体が集結する。
同神社がある道修町(どしょうまち)は1722(享保7)年、幕府の許可の下、薬の材料となる草木などの生薬を検査し、適正価格を決めて全国に供給するようになったことから、「くすりの町」として知られるようになった。
毎年11月に無病息災を祈願する「神農祭」に合わせ、道修町と同神社の認知度向上を目的に行っているキャラクター集結イベントは今年で5回目。
当日は、インクロム(吹田市)の「神農さま」や、カイゲンファーマ(大阪市中央区道修町2)の「風神さん」、田辺三菱製薬(道修町3)の「たなみん」など、薬にゆかりのある14キャラクターが集結する。うち初登場は、ハクゾウメディカル(徳井町2)の「はなこ」と荒川化学工業(平野町1)の「ロジーナ」の2キャラクター。大阪府広報担当副知事の「もずやん」と、大阪科学技術館(西区靱本町1)の「テクノくん」も駆け付け、総勢16キャラクターが一堂に集まる。
22日は、重要文化財・旧小西家住宅(中央区道修町1)前を中心に、道修町通にキャラクターが登場。夕方にはパレードを行う。
23日は、田辺三菱製薬の本社ビル前の公開空地を中心に、道修町通にキャラクターが登場。全キャラクターの集合写真や、個別での写真撮影に応じるという。初の試みとして、各キャラクターとのじゃんけん大会を開催する。じゃんけんに勝った場合、グッズ詰め合わせなどのプレゼントを進呈する。
開催時間は、22日=10時~17時30分、23日=10時~17時。