大阪・北浜にゲストハウス「idocoro(イドコロ)」(大阪市中央区平野町1、TEL 06-4708-3863)がオープンして1カ月が過ぎた。
6年間空き物件となっていたオフィスビルを、1級建築士の資格を持つ社長の飯田一弘さんがゲストハウスへと改装し、8月末に開業。ドミトリーを中心とし、24室の部屋に112台のベッドを備える。延べ床面積は約200坪。
1階にフロントとカフェ&バー、2~5階に客室を備える。6階の屋上スペースではバーベキューなどもできるという。
スタッフは大学生・高校生のアルバイトが中心。全員が英語を話せるほか、スワヒリ語を勉強中、フィンランドなどへの留学経験を持つなど、さまざまな経験を持つ学生スタッフが所属する。
飯田さんによると「当初は外国人の宿泊をメインに考えていたが、現在は日本人客と外国人客が半々程度の割合。外国人はイギリス、フランス、イタリアなどから来日した客が多い」という。
今後の展望について、飯田さんは「英語を話せない日本人女性客とフランス人の女性客が仲良くなって、一緒に道頓堀へ遊びに行くこともあった。そのような客同士での交流が生まれる場所として、今後はヨガや生花、お茶などのイベントも行いたい」と話す。
受け付け時間は8時~23時(チェックイン=15時~23時、チェックアウト=11時)。1泊当たりの宿泊料金は、男女混合のドミトリー=1人2,900円、女性専用ドミトリー=3,100円、4人が宿泊可能のプライベートルーム=1室1万2,000円。