大阪・肥後橋にある肉とワインの店「江戸堀BEEF」(大阪市西区江戸堀1、TEL 06-6441-2939)が7月18日、オープン3周年を迎えた。
オープン当初は「カジュアルに松坂牛とワインを楽しめる店」として、若い女性客をターゲットに据えていたが、現在は50~60代の男性客も増えているという。オーナーの西尾務さんは「その時その時で一番いい肉を仕入れ、品質で勝負してきたことでリピーター客をつかむことができたのでは」と話す。
ステーキメニューは、従来の黒毛和牛に加えて、和牛や「肉質が和牛と近いが安価でたくさん食べられる」という「アンガス牛」も取り扱う。西尾さんによると、「和牛は滑らかで上品な味だが、アンガス牛はしっかりとした味わい」とも。
人気のメニューは「黒毛和牛食べ比べ 80グラム×3種類」(4,212円)と、「アンガス牛四種盛り合わせ 80グラム×4種類」(3,672円)。来店客はどちらかのメニューを必ず注文するという。ランチでは「ハラミステーキ定食」(80グラム、918円)が好評。ディナーでも単品で提供するが、ランチにはライス、みそ汁、前菜が付く。
ワインは、季節ごとに異なるテーマのグラスワインを常時10種そろえる。今年6月、カリフォルニアワイン協会が発表した「カリフォルニア・バイザグラス・プロモーション」で優秀賞を受賞。覆面審査員による顧客満足度において、関西圏で上位5店舗に選ばれたという。
マネジャーの藤田直亜さんは「4年目を迎えたが売り上げは毎月、過去最高を更新している。今後はさらにスタッフを増員し、育て、2店舗目オープンを目指していきたい」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~24時。日曜定休。