大阪の淀屋橋や北浜など北船場エリア一帯で5月27日、街歩きイベント「北船場茶論(さろん)」が開催される。
食べ歩きやトークなどの企画を通じて、同エリアの魅力を発信する同イベントは今年で6回目。参加者の年齢層は20代~80代と幅広く、毎年開催することで地域の祭りとして定着してきた。
中心となるのは、飲食102店、物販16店が協賛する食べ歩きイベント「北船場(バ)ル」。チケット購入者は食べ歩きだけでなく、大阪の商家で使われてきた船場言葉を学べる「せんばことばラリー」に参加できる。バルチケットは1冊5枚つづりで、前売り=3,200円、当日=3,500円。
当日は、北船場在住の建築史家、倉方俊輔さんによるトークイベントや、本の交換プロジェクト「BLIND BOOK MARKET」、地元の小中学生も参加するフラメンコショー、生産者が農産物を直接販売する「御堂筋にぎわいマルシェ」など、さまざまな企画を展開し、エリア全体でにぎわいを創出する。
同イベント事務局の澤田充さんは「北船場エリアに、平日でなく、週末にわざわざ足を運んでもらうことに意義がある。6回目を迎えた当イベントだが、常に新しく、より進化しながら地元に愛されるイベントとして今後も北船場を盛り上げていきたい」と話す。
開催時間や場所はイベントごとに異なる。